北海道新幹線暫定開業で"『はやぶさ』宇都宮誘致"が再燃か!?

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北陸新幹線の金沢延伸をめぐり、高岡市や上越市などで「『かがやき』止めろ」と騒ぎになりました。

結局、新高岡に六月まで限定の臨時『かがやき』を一往復だけ止める事にしましたが、利用状況が悪かったら六月以降『かがやき』新高岡停車はなくなってしまうのでしょうか。


『はやぶさ』を宇都宮に誘致する理由

さて、東北新幹線に『はやぶさ』が登場した際、宇都宮市では『はやぶさ』誘致運動が起こりました。

結局『はやぶさ』は宇都宮には止まる事はなかったのですが、北海道新幹線の暫定開業で再燃しそうな予感がします。


東北・北海道新幹線は北関東には羽田より便利

と言うのも、北海道新幹線の側面として、北海道へのアクセスが難しい北関東にもアクセス方法を提供すると言うのがあるからです。

一応宇都宮からも東京国際空港へのアクセスは可能ですが、100キロ以上も離れており、所要時間も掛かり過ぎます。

しかも、首都圏で渋滞に巻込まれるリスクも非常に多く、相当な余裕を持って出発しなければなりません。

  • 私事ですが、羽田空港からさいたま新都心に向かう空港バスが首都高速道路で一時間近く足止めを喰らうと言う経験を何度もしており、「況して北関東に帰るとしたら何時間掛かるんだろう…?」と思ったりしました。

また、北関東には茨城空港(百里飛行場)もありますが、国内線はスカイマーク一社しか就航がなく、しかもアクセスは余り容易ではありません。

スカイマークは茨城-函館間には就航しておらず、しかも倒産してしまったので撤退の危機こそあれ函館進出などの拡大は期待出来ません。

これらを考えると、北海道新幹線が北関東にとって非常に有り難い存在となるのは明らかでしょう。


少な過ぎる『やまびこ』→『はやぶさ』乗継駅

勿論、途中で『やまびこ』から『はやぶさ』に乗換えればいいと言う反論もあるでしょうが、『はやぶさ』は停車駅が非常に少なく、原則大宮-仙台間ノンストップとなります。

このため、仙台まで『やまびこ』を利用せざるを得ず、その結果『はやぶさ』の速達性が北関東には余り意味が無いと言う結果になってしまいます。

  • 時刻表を見たところ、『はやぶさ』に仙台で接続する『やまびこ』は、大体『はやぶさ』が大宮を出発する時刻と同じ時刻に宇都宮を出ます。

こうなると「今度こそ宇都宮に『はやぶさ』を!」と言う事になるでしょう。


『はやぶさ』宇都宮誘致を阻むもの

ただ、ネックとなるのが新函館北斗への所要時間でしょう。

ただでさえ青函トンネルと言うボトルネックが原因で東京-新函館北斗間を三時間台にするのが困難な状況で、所要時間を伸ばす停車駅追加が出来るものかと言う事になってしまうでしょう。

  • さいたま市民としては、「最速達は大宮も通過」とか言い出さないかと恐れております。さいたまからも羽田へのアクセスは余り楽ではないので、新幹線は有り難いのですが…。

このような事から、

  • 決して少なくないであろう北関東の北海道への潜在需要と、
  • 首都圏からの所要時間を少しでも短くしたいと言う事情

を天秤に掛ける事になりますが、そうすると後者の方が重くなってしまうのでしょう。

参考までに、以前書いた記事をご案内します:


私見:『はやぶさ』も二、三往復くらいは宇都宮や郡山に止めたっていい

平成27年 4月現在、東京国際-函館間の航空便は八往復程度です。

早朝から夕方まで、大体一時間ないし二時間に一便あります。

一方『はやぶさ』は毎時一往復はあります。

しかも、E5系/H5系は定員731名で、東京国際-函館航路に主に用いられているボーイング767-300など定員200人台の機材の三倍前後の輸送能力を持ちます。

と言う事は、一日に二、三往復くらいは宇都宮や(北)郡山に止めても良いのではないでしょうか。

  • (北)福島でもいいのですが、(北)郡山は会津やいわきからも利用が期待出来、加えて駅に近い福島空港の利用者を喰えると言う利点もあります。また、(北)福島から仙台へは在来線でも移動出来る距離で、仙台までは『やまびこ』でも充分でしょう。

何も

  • 『はやぶさ』の全便を最速にする必要はなく、
  • また『はやぶさ』の全便を宇都宮に止める必要もない

のですから、時間帯に合わせて『はやぶさ』を宇都宮などに停車させても首都圏からの利用者を減らす事にはならないと思います。

寧ろ、沿線の何処からでもアクセスを容易にした方が全体的に利用者を拾えるのではないでしょうか。

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