コリアンエアー(大韓航空)の掟破り?

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大韓民国のフラッグ・キャリアであるコリアンエアー(大韓航空)は、西暦2015年 4月より米国アメリカン航空とインチョン-ダラス間でコードシェア提携を行います。

合わせて、コードシェア路線に限り、マイレージ提携も行う事になります。


おいおい、デルタを裏切っていいのか!?

ところで、御存知の通り、コリアンエアーはスカイチームの創設メンバの一社です。

つまり、盟友である筈のデルタ航空を裏切って、その商売敵と手を結んだ事になります。

確かに、他アライアンスの航空会社とコードシェアやマイレージ提携をしてはいけないと言う決まりは、三大アライアンスのいずれにもありません。

かつては、スターアライアンスの加盟会社はワンワールドやスカイチーム加盟会社と提携してはいけないなんて言う者もおりましたが、そんなのは真っ赤な嘘で、結構あちこちと提携しているものです。

  • 日本の全日空で言えば、スカイチームメンバのガルーダ・インドネシアや、ワンワールドに移籍した TAM ブラジル航空とコードシェア & マイレージ提携がありますね。

ただ、それだって、基本的には自分が属するアライアンスの航空会社がない国に対してのみ行われるもので、少なくとも米国にはそれぞれのアライアンスの創設メンバがいる以上、他アライアンスメンバと手を結ぶと言うのはあまりにも掟破りと言うものではないかと思います。

  • 全日本空輸も、US エアウェイズがアメリカン航空と経営統合した際に提携を切りましたね。
  • 実は、ユナイテッド航空も西暦1990年代にはデルタ航空とマイレージ提携をしておりました。まだスカイチーム起ち上げ前の話しでしたが。

確かに、ダラス・フォートワース国際空港はデルタ航空の本拠地ではなく「アメリカン航空の要塞」とまで言われる程の AA のハブ空港なので、デルタ航空との提携が得難いのは分かりますが、乗継でも何でも出来たでしょうよ…。


アライアンスの枠組みが合わなくなってきたのか?

平気で商売敵と手を組むと言う節操の無さは、義理を重んじる日本人には考え難い事ですが、アライアンスを越えた提携は増えているような気がします。

ひょっとしたら、アライアンスの意義が薄れてきているのかも知れません。

地球規模のサーヴィスと言いながらも、各航空会社のウェブサイトでもアライアンス提携会社であればどこへの切符でも買えると言う状況にはなっておりません。

  • 例えば、全日本空輸の場合、インドはアライアンスメンバであるエア・インディアではなくその商売敵のジェット航空と提携しているためか、オンラインではエア・インディア乗継便の切符は買えないなどの例があります。

その意味では、アライアンスと言いながらも提携は限定的になっているのでしょう。

ただ、アライアンスに縛られれば縛られたで、他アライアンス会社便しか就航していない場所への航空券の提供が困難になるなど却って不便になるでしょうし。

そう言う事を考えると、アライアンスの枠組みは今後も薄くなり、アライアンスを跨いだ提携も益々増えていくのかも知れません。

まぁ、旅客側からすれば、自国の航空会社が及ばない場所でもサーヴィスが受けられるのは良い事ですけどね。

  • ただ、コリアンエアーのやり方はなあ…。

ところで…。

一昨年のアシアナ航空の墜落事故に続き、昨年暮れにはコリアンエアーの"ナッツリターン事件"が起こるなど、大韓民国の航空会社に対して疑念を持たざるを得ない事故事件が米国で二年続けて起きております。今年もあるか?

  • 平成27年 4月16日追記:平成27年 4月14日、アシアナ航空が広島で着陸失敗事故をやらかしました。

そのため、某有名掲示板サイトでは、米国連邦航空局 FAA が激怒して在米航空会社に在韓航空会社との提携をやめるよう命じたと言う文章をあちこちで見掛けるようになりました。

実際にユナイテッド航空やデルタ航空がそれぞれアシアナやコリアンと手を切ったと言う話を聞かない事から、どっかの記事を改竄してマルティポストしたのだろうと疑っておりましたが、アメリカン航空の提携を見る限りではやはりそう言うコピペだったんですねえ…。

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