知内駅が廃止されなかったら…?

  • トゥィッターで言及(トゥィート)
  • アメーバで共有
  • はてなブックマークに登録
  • フェイスブックで共有
  • タンブラーで共有
  • Google+

津軽海峡線・知内駅は、平成26年 3月に北海道新幹線開通に先立って廃止となりました。

この駅さえ存続していたら、津軽海峡線では北海道新幹線唯一の通過駅となり、この駅のためだけに普通列車を走らせる可能性が生じたでしょう。

  • ひいては18乞食が安堵する事になるでしょうw

一応、北海道旅客鉄道は廃止に先立って知内町と協議をしていたそうですが、恐らく協議とは名ばかりの一方的な廃止通告だったのでしょうねえ。


知内駅が消えた理由

知内駅廃止の理由としてしばしば言われるのは、駅のホームや跨線橋などの設備が新幹線の邪魔になると言うものです。

でも、この駅のためだけに列車を走らせたくないと言うのもあるのでしょう。


悪過ぎた立地条件

利用者が相当いれば公共交通機関の立場として存続を検討する必要がありますが、余りにも立地条件が悪過ぎます。

知内駅は知内町の市街地から西に 7キロほど離れており、周辺には民家もそれ程集まってはおりませんでした。


通学需要の消失

当然、木古内方面から北海道知内高等学校への通学には全く使えず、木古内方面への通学に活路を見出すしかなかったのです。

ところが、知内駅から唯一列車で通学可能な高等学校だった北海道木古内高等学校は平成23年に廃校となりました。

  • 蛇足ですが、北海道知内高等学校は元々は北海道木古内高等学校の分校でした。元の分校より先に本校が廃止になってしまうと言うのは何とも…。

木古内高等学校廃止まで、8時45分頃に知内に停車していた『白鳥41号』は青函間の始発列車で、これより早く青森を出る列車はありませんでした。

知内駅で函館方向に折返し可能なら、『白鳥41号』より前に清川口方面への通学列車も運転出来たのでしょうが、知内駅は折返し出来ない構造で、そのような列車は運転出来ませんでした。

結局、知内から清川口方面へ通学が可能なダイヤにする事は出来なかったのです。

北海道旅客鉄道は、北海道木古内高等学校の廃止の報を受けた時、ほくそ笑んだに違いありません。

ほぼ唯一の需要が完全に消失し、もはや廃止させない大義名分も失う事になるのですから。


知内駅が存続するとして…


整備方法は?

さて、知内駅が廃止されなかったとしたら、どうなっていたでしょう?

知内駅は、現在貨物列車の通過待ち用信号場として整備が進められており、既に新幹線通過用三線軌レーンの横に上下二本ずつの狭軌退避側線が設置されております。

知内駅の廃止の最大の理由とされているのが、駅ホームや跨線橋が新幹線の邪魔になると言うものでした。

このため、知内駅を廃止しなかったとしたら、まず真っ先に外側の側線を敷設してその両外に狭軌列車専用ホームを設置する事になるでしょう。

加えて、跨線橋の代替として地下通路を設ける事になるでしょう。

このようにして知内駅の機能を維持出来るようにしてから、従来のホームと跨線橋を撤去して残りの側線を敷設すれば良い訳です。


運用出来るのか?

問題は、知内駅の運用です。

新幹線が開業する以上、特別急行列車を設定する意味はなく、従って普通列車となるでしょう。


ダイヤが組めるのか?

ダイヤは従前通り一日二往復としても、貨物列車と新幹線でパンパンになるであろう津軽海峡線のダイヤに、普通列車のスジを上下二本ずつ押し込めるものでしょうか。

また、普通列車に使える車輌が存在しません。

789系や海峡仕様の485系にしても、新幹線開業後は架線の電圧と保安装置が変更になる事からそのままでは使えません。

また、北海道旅客鉄道は寝台特急・急行に対してさえ牽引用の機関車を新造する意志がない事を表明しており、況してやそれ以上に収益の悪い普通列車のために新車など無理でしょう。

JR が貨客分離さえしていなければ、混合列車と言う手もありますが…。


北海道旅客鉄道に出来るのか?

もう一つの問題として、そもそも北海道旅客鉄道が青函間普通列車を運営出来るのかと言う問題です。

そもそも、快速『海峡』を運転し続けなかったと言う事実からして、言うまでもなく「ノー」でしょう。

海峡線より需要が大きい江差線の木古内-五稜郭間さえ手に余って廃止する北海道旅客鉄道が、わざわざ孤立路線を運営しようと思うでしょうか?

そもそも、江差線の木古内-江差間の廃止も、孤立路線化を大きな理由にしておりました。

下手をすれば江差線非電化区間よりも営業係数が上がるかも知れない青函普通列車など無理でしょう。

道南いさりび鉄道? JR でさえ無理なのに出来ると思いますか?


新幹線駅にしたら?

もっとも、知内駅がそれを残す程の需要があると言うのなら、初めから新幹線駅として整備される筈です。

但し、新幹線はあくまでも特別急行列車のみを走らせる路線で、従って普通列車の代替として営業される事は考えられません。

況してや国から課される線路使用料のノルマと、北海道旅客鉄道の元からの脆弱な財務状況を考えたら、特急料金免除なんて絶対に無理でしょうね。


結論

知内駅が残ろうが残るまいが、北海道新幹線開業後は青函越えは18きっぷでは不可能になるでしょう。

いつも制作者が本拠地サイトと当出張所でディスっている自称旅行会社社長は、このような状況になるのは二十年以上前から明らかだったのに、今頃になって海峡同盟とか寝言を言っておりますが、泥縄もいいところです。

しかも、その主張が「北海道新幹線と道南いさりび鉄道にも青春18きっぷだけで乗せろ(要約)」なんて妄言以外の何物でもない代物です。

それどころか、青春18きっぷを廃止するつもりか?と疑わしき動きも起きていると言うのに、その辺りにも気づかないのでしょうかねえ?

  • 旅行会社としての活動は全くしていない暇人のくせに、サイトの更新さえ満足にしていません。サイトさえ作れば妄言を現実に出来るとでも思っているのでしょうかねえ?w

実際、青春18きっぷを残したまま北海道新幹線を開業させてしまうと、不良18ゴロどもに依る不法行為が横行する恐れがあります。

不良18乞食の暴走を阻止するために、青春18きっぷの廃止を提案する事は充分考えられます。

北海道新幹線整備に伴う在来線の処理はもう後には退けないところまで進展しております。

ところで、は平成27年の木古内町議会選挙に立候補するのでしょうか?w

仮令が町議会議員どころか首相になったとしても、海峡線の在来線旅客列車全廃 & 木古内-五稜郭間経営分離と言う並行在来線処理スキームは変えられないでしょうけどw

関連記事
スポンサーサイト