青春18きっぷ告知広告大幅削減の狙いは?

  • トゥィッターで言及(トゥィート)
  • アメーバで共有
  • はてなブックマークに登録
  • フェイスブックで共有
  • タンブラーで共有
  • Google+

神奈川新聞に拠ると、平成27年度の青春18きっぷの販促チラシが配布されなくなったそうです。

幅広い年齢層に人気があるJRの格安乗車券「青春18きっぷ」のちらしがこの春、駅頭から一斉に姿を消した。ほかにない叙情的な写真や惹句(じゃっく)が旅心を誘い、ちらしを収集する愛用者もいたほどだが、JR各社は「配布に見合う効果がない」と作製を中止。

旅客鉄道会社各社に拠れば対費用効果を問題にしたそうですが、実際には青春18きっぷは年々売上枚数を伸ばしております。

また、各地のローカル駅を舞台にしたポスターは、今も作ってはいるのですが、東日本管内では北陸新幹線や上野東京ラインの広告に紛れて殆ど掲出されなくなったようです。

まさか、青春18きっぷをフェイドアウトさせたいのでしょうか…?


やはり北海道新幹線暫定開業を見越しての措置か…?

何度も書いていますが、平成28年 3月に予定されている北海道新幹線の暫定営業で、遂に在来線ネットワークのうち本州と北海道を結ぶ唯一の路線が失われます。

つまり、在来線としては、北海道と本州が完全に分断される事となるのです。

  • 奥津軽いまべつ-木古内間については旅客列車は新幹線のみとなるのが確実だからです。

今まで、普通列車を走らせる事を前提としている路線に於いては、国鉄或いは旅客鉄道会社の都合で普通列車を設定しなかった区間(石勝線の一部区間など)について、特例で特急料金の免除規定を設けておりました。

それに依り、普通列車(快速『海峡』)を失った津軽海峡線では特例として『白鳥』『スーパー白鳥』について料金免除規定を設定し、結果青春18きっぷでの乗車が可能となっておりました。

しかし、普通列車を走らせない事を前提としている路線、すなわち新幹線の他、在来線でも博多南線や上越線ガーラ湯沢支線などでは特急料金を免除する理由がないと言う事で、そのような特例は設定されておりません。

北海道新幹線は明らかに普通列車を走らせない路線ですので、当然特急料金免除規定は適用されないでしょう。

況して、国から課された線路使用料のノルマが余程重いのか、新幹線や在来特急関連の企画商品さえ衰退している現状で、こうなってしまうと18乞食のために何かしてやろうと言う事は無理でしょう。

そもそも、何度も言っている事ですが、旅客鉄道会社各社は18乞食のために在来線を営業している訳ではありません

18乞食のために身を削る義務など全く無い訳ですから、そもそも津軽海峡の特別急行列車に料金免除特例を設ける事自体やってはいけなかったのではないでしょうかねえ?

  • 正直、津軽海峡線は普通列車を走らせる事を前提にした路線ではなかった筈です。あくまでも北海道新幹線開業までのつなぎでしか無いのですから。

果たして巧く行くでしょうかねえ…?

もっとも、青春18きっぷがここまで世間に認知されている現状、フェイドアウトしようと言っても無理ではないかと思われます。

逆に、今回のような些細な措置でさえ、件の神奈川新聞のように何かを嗅ぎつけて記事にしないとも限りませんし。

個人的には、北海道新幹線の開業でどうしても青函越えが不可能になると言うなら、青春18きっぷで北海道-本州間の移動が出来なくなる事を早いうちにきっちり告知するのが最も無難な方策だと思いますがねえ。

それとも、まさか、本当に18きっぷを廃止するつもりなのでしょうか

実際、東日本旅客鉄道には前触れもなく『ウィークエンドフリーきっぷ』を廃止した前科があります。

東日本一社限定の切符とは言え、首都圏では一般人にさえ広く認知されたきっぷであったため、廃止時の混乱は相当なものでした。

関連記事
スポンサーサイト