北陸新幹線だけでなく、北海道新幹線も部分延伸したら?

  • トゥィッターで言及(トゥィート)
  • アメーバで共有
  • はてなブックマークに登録
  • フェイスブックで共有
  • タンブラーで共有
  • Google+

北陸新幹線は、平成27年 3月14日に金沢まで延伸開業し、これでやっと名実ともに北陸新幹線と呼べるようになりました。

今後は、敦賀に向けての延伸が進められる事になります。


浮上してきた"北陸新幹線福井暫定延伸開業案"

ところで、北陸新幹線の金沢以遠への延伸について、敦賀まで一気に開業させるのではなく、取敢えず福井まで作ったらそこまで開業させようと言う案が浮上してきております。

こうする事で、取敢えず福井県にも新幹線をより早く延伸させられるからです。

  • まぁ、本当は小松に基盤を持っていた某氏がゲフンゲフン

ただ、現実にはいろいろ問題があって難しいとの事で、平成27年の夏までに結論を出したいとの事です。

個人的には、福井-敦賀間についてはいろいろ思う事がある事と、福井県には少しでも早く延伸した方が良いと思う事から、福井までの先行開業には賛成です。


北海道新幹線も長万部まで先行開業させたら?

更に言えば、個人的には北海道新幹線も無理して札幌まで一気に開業させるのではなく、取敢えず長万部辺りまで暫定延伸開業させるのが良いと思います。

北海道新幹線は難工事を伴うだけでなく、既に大都市として成熟している札幌市内の土地確保が難航するであろう事は既に言われております。

それなら、先ずは用地取得問題が既に解決しているであろう長万部まで先行整備するのです。

  • 特に北海道は冬季は大雪で建設作業が滞るため、九州新幹線や北陸新幹線に較べて事業期間を長めに取らなければなりません。このため、少しずつでも延伸させるくらいでもいいでしょう。
  • 倶知安や新小樽まででも良いのですが、

    • 長万部から先も難工事が予想され、開通が遅くなるであろう事
    • リレー列車をどうするか問題になる事
      • 倶知安からだと距離が長くなってしまう割に目ぼしい途中駅が少ない
      • 新小樽は既存の函館本線とは接続せず、従ってそこからリレー列車は走らせられない

    と言う問題があるため、長万部で区切った方が良いでしょう。


長万部暫定延伸後の運用

長万部までの先行延伸を実現した場合、室蘭本線・千歳線経由の『すずらん』を長万部までに経路変更し、これを新幹線から札幌までのフィーダ特急とします。

  • この場合『北斗』は廃止されるか、最速達新幹線の名称に召し上げます。
  • 東室蘭-室蘭間は『すずらん』に接続するリレー普通列車を設定すれば良いでしょう。現状でも『すずらん』の東室蘭-室蘭間は普通列車扱いなのですから。

これだけでも、道南・道外から札幌へは大幅な時間短縮になる筈です。

  • 勿論、首都圏や北関東からは全く不充分であるからこそ、札幌までの延伸が望まれるのですが。

尚、長万部-東室蘭間を電化して軌間可変電車をと言う案も浮上しそうですが、

  • 北海道旅客鉄道が軌間可変電車の開発を始めていない事
  • 運営の際に協働しなければならない東日本旅客鉄道が軌間可変電車に対して懐疑的である事
  • 更に平成26年までの度重なる不祥事の結果、経営陣に東日本関係者が入るようになり、益々軌間可変電車の開発が困難になったであろう事
  • そもそも、長万部-東室蘭間は既に130キロ毎時での走行が可能になっており、これ以上の高速化は望めない事
  • それ故、長万部-東室蘭間の電化は全くの無駄であると思われる事

から、実現の可能性は非常に薄いでしょう。

  • この事は、札幌まで一気に延伸する場合でも変わらないと思います。

長万部暫定延伸後、札幌まで延伸したら…

札幌までの延伸後は『すずらん』は室蘭直通に戻し、長万部から室蘭方面へは快速列車『むろらんライナー』を設定します。

一方、並行在来線の長万部-小樽間については、有珠山の噴火に備えて残すと言う説が有力ですが、三十年に一度程度と言われる噴火のためだけに毎年何億円もの赤字を出す訳にも行かないので、少なくとも長万部-倶知安間はバス転換した方が良いと思います。

  • 勿論、ニセコへのアクセス列車に活路を見出すと言う意見もありましょうが、現状でも既にニセコへはレンタカーが主力で、もはや鉄道でのアクセスは少数派になっている現状を考えると、余り意味は無いと思われます。

    だいたい、ニセコへのアクセス改善で増収出来ると言うなら、経営分離の対象にする必然性はなかった筈です。もともと特別急行列車が走っておらず、新幹線が開通してもそれ程減収にはならない筈ですし。

また、個人的には道南・道外から十勝方面へは札幌まで行くより長万部で接続すればと思ったので調べてみましたが、確かに長万部-南千歳間は営業キロでは

  • 札幌接続では推定 168.4キロに対し
  • 在来線経由では 164.4キロ

となって若干長万部接続が有利になりますが、所要時間では

  • 札幌接続では推定 1時間20分程度(新幹線を260キロ毎時運転とした場合)に対し
  • 在来線経由では 1時間34分程度

と、新幹線区間が長い札幌接続の方が有利になるので、十勝方面へも引続き札幌接続にした方が良いのでしょう。

関連記事
スポンサーサイト