米国三大航空会社の二つがマイレージを改悪して…

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今更なネタですが、米国の三大航空会社の二社がマイレージ制度を金額制に移行する事にしましたが…。


金額制の導入で獲得マイルが激減!

米国の三大航空会社のうち、デルタ航空は昨年の春、西暦2015年度から自社線のマイルはマイル数ではなく運賃金額と会員等級で決めると発表しました。

その結果、殆どのケースで獲得マイルが激減する事が明らかになりました。

ユナイテッド航空もこれに追随し、西暦2015年度から同様に運賃金額制に変更する事を明らかにしました。

  • しかも、どちらも当然ながら米ドル建てなので、日本人など外国人にとっては為替レートの影響も受ける事になります。現在円安が進んでいるため、日本円で払う立場としては更に対費用効果が下がる事となります。

今のところ、エールフランス-KLM グループやルフトハンザ・グループなど欧州の航空会社がこの制度に追随するとか、全日本空輸などの提携会社で米国航空会社の搭乗に対して同様の措置が執られると言う話は聞いていませんが、世界的に拡がらなければいいのですがねえ…。


上級会員は航空会社に貢献してくれない?

コンピュータ技術の進展に依り、マイレージ会員の平均的な航空会社への貢献度がビッグ・データとして集められるようになったそうです。

それに拠れば、いわゆる上級会員は、それ程航空会社に貢献していないのがわかったようです。

日本ではしばしば"マイル修行僧"などと言って、低廉な運賃で上級会員の資格を手に入れようとする者も少なくないのですが、どうやらそれは日本だけの話ではなかったようです。

日本では積算比率を見直すなどで対抗しておりますが、米国ではとうとう露骨に「ラウンジ使いたければ金貢げ」と言う所まで来てしまったようです。

  • 日本の大手航空会社が回数券を廃止したのは、マイル修行僧対策だと言われております。

残るアメリカン航空はどうする?

さて、米国三大航空会社で残されたアメリカン航空はどうなるでしょう。

今のところ US エアウェイズとのマイレージサーヴィスの統合が終わっていないため、何も出来ないのが本音なのでしょうが、逆にデルタやユナイテッドから逸走するマイル修行層を集めるチャンスではあります。

実際、アメリカン航空のサイトを見ると、マイレージを前面に出した宣伝を大々的に行っております。

最も、デルタやユナイテッドがマイレージ制度を金額制に切替えるのも、大して金にならないマイル修行僧を成仏させるのが目的ですから、そんなのばかりが集まって来ても余りいい話でもないのでしょうが、一般人の中にも制度改悪に嫌気が差して逸走して来る事も考えられます。

その事を考えると、二社に追随しないのは戦略でもあるのかも知れません。


提携会社に逃げるか…?

初めに述べた通り、ユナイテッド航空と提携している全日本空輸などが、ユナイテッド航空に限り金額制に切替えるなどと言う話は聞いておりません。

このため、アライアンスを変えたくない修行僧は、ユナイテッド航空で言えば全日本空輸やルフトハンザ航空グループのマイレージサーヴィスに鞍替えすると言う戦略もあるかも知れません。

ただ、他社のマイレージサーヴィスは本来その航空会社の顧客のためのものなので、当然ながら他社利用者はある程度の不利益は承知する必要があるでしょう。

  • 例えば、

    • 全日空のマイレージでユナイテッドの特典航空券を取ろうとしてもユナイテッド側が自社会員を優先するため取り難くなる
    • 使用出来るラウンジや特典サーヴィスに制限が掛かる

    などの不利益が生じ得ます。

また、全日空やルフトハンザでは、ユナイテッドと共同事業を行っている関係で、ユナイテッド航空での獲得マイルを自社便と同等にしておりますが、ユナイテッド航空に合わせた結果金額制に追随すると言うシナリオも否定出来ません。

そうならない事を願いたいのですが…。

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