四国新幹線・高松駅について考えてみた

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以前書いた記事の続篇です。

整備新幹線に移行出来るかは分かりませんが、四国では四国新幹線の整備に向けて動いております。

恐らく四国新幹線のハブになるであろう(讃)高松駅をどうすべきかを考えてみました。


究極のユニヴァーサルデザインを具現した(讃)高松駅と新庄駅

(讃)高松駅はどのホームへの乗り換えでも階段の上り下りを要さないだけでなく、駅入口からホームまでも極力段差を排除したデザインで有名です。

当然、車椅子の方も安心して利用出来ますし、健常者でも階段の上り下りは苦痛ですので非常に使い易くなっております。

まさに、究極のユニヴァーサルデザインを実現していると言えるでしょう。

同様に、山形新幹線・新庄駅も平面乗換構造を実現しており、ミニ新幹線とは言え新幹線駅で唯一階段等を要さない新幹線駅となっております。

高松駅を新幹線駅にするにしても、このような構造をなくしてしまうのは非常に勿体ないと思います。


四国新幹線・高松駅整備案


前提条件:高松-松山間の先行整備

以下は、四国新幹線について先ず高松-松山間の整備を先行する事を前提に提案します。

四国旅客鉄道にとって何より必要なのは、本州との接続ではなく四国内でクルマに対して優位に立つ事だからです。

なので、四国新幹線を整備するなら以前にも申し上げましたが高松-松山間の先行整備こそ先決と言えます。

高松へは岡山から乗継専用快速列車を運行する事で本州とつながりをもたせれば良いでしょう。


高松駅周辺の状況

高松駅の北側は、四国新幹線のためにか現在駐車場として運用している空地になっております。

更に航空写真を見ると、現在 9番線となっているレーンの更に北に、使用されていないであろう側線があるのが分かります。

これは四国新幹線・高松-松山間の暫定整備には非常に都合の良い状況です。


整備方法

先ず、現在の高松駅北の空き地に新幹線駅を地上駅として整備します。

そして、現在不使用となっている側線と新幹線の南側レーンを挟むようにホームを設置します。

南側ホームは既存の高松駅ホームと東端で段差無しで繋げるようにし、新幹線が本州に繋がるまでは南側ホームのみを使用します。

  • 北側のホームへは階段等の使用は已むを得ないですが、本州に繋がるまでは不使用とします。

運用

四国新幹線が本州に繋がるまでの間は、岡山から新幹線関連のきっぷを所持する者のみが乗車出来る専用快速『いしづちリレー』を新幹線の高松発着に合わせて運転します。

高松で『いしづちリレー』と四国新幹線『いしづち』を同一ホームで乗り換えられるようにする訳です。


問題点

新幹線駅を設置すべきとした空き地の西には、四国旅客鉄道の本社があります。

状況によっては、本社の移転を強いられるかも知れません。

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堀北真希うさぎ 紀子ちゃん(神崎紀子) 版権イラスト