全日本空輸の成田国際線拡充は"成田就航縛り"対策かも?

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全日本空輸は、平成27年度夏ダイヤから、成田発着路線を拡充する事としました。

具体的には成田-ヒューストン線への就航と東南アジア路線の拡充です。

確かに、中国と東南アジアの航空会社は押並べて太平洋路線が貧弱で、このため中国・東南アジア各国からの渡米では太平洋路線が豊富な成田やインチョンを経由するケースが多く、それに目を付けたと言えなくもありません。

  • 実際、外国人の成田経由利用は増えており、そのため全日空も成田路線やその他のサーヴィスを充実させていると公言しております。

ですが、全日空の成田国際線拡充は、平成27年 2月にヴァージン・アトランティック航空の成田-ロンドン線が休止する事に依り東京-ロンドン線での"成田就航縛り"が満たせなくなった事に対する、国土交通省への駆引きもあるのではないでしょうか。


そもそも、何故"成田就航縛り"をしたのか?

そもそも、"成田就航縛り"の真意は、東京国際空港(羽田空港)再国際化に依り成田国際空港を空洞化させないための措置である筈です。

と言う事は、成田-ロンドン線就航が無理ならば、代わりに他の成田路線に就航すれば良い事になります。

それも何便も増やす事で、成田を空洞化させませんよと言う意思を示す事が出来るでしょう。

捻くれた見方ですが、それが、全日空の狙いではないでしょうか。

  • ヒースロー空港の発着権は簡単には手に入らず、就航したくても現状では不可能です。ガトウィックのような二級の空港では、提携他社との接続需要に応えられません。

"成田就航縛り"については法的根拠は全くなく、既に英国政府などから撤廃を求められる事態になっております。

外圧が深化すれば、国土交通省も撤廃を余儀なくされるでしょう。

それでも、全日空側も何もしなくても良いと言う訳にも行かず、落としどころとして、

  • 東京-ロンドン線では成田には就航しない
  • その代わり、他の成田路線の拡充で成田空港を空洞化させない事に協力する

と言う事にしたのではと思えてなりません。

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