キハ66系気動車の退役について

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令和 3年 5月28日、九州旅客鉄道は国鉄型では唯一の九州専用気動車・キハ66系の退役を発表しました。

退役日は同年 6月30日の予定です。


キハ66系とは?

キハ66系は、国鉄唯一の九州地区専用気動車です。

正確にはキハ66形とキハ67形とでペアを組んだ二輌編成となっております。

もともと昭和50年(西暦1975年)の山陽新幹線博多延伸の際に、博多から九州各地へのフィーダ列車に充当するために開発されました。

  • 実際にはその前年である昭和49年にデビューしていますが。

九州向けの車輌は北海道向けと違って特別な装備を要しません。

にも拘らず、キハ66系は本州や四国向けには増備されず、結局国鉄で唯一の九州専用気動車となりました。

令和 3年改正時点では、長崎地区の普通列車などに利用されております。


余りにも突然の退役発表

ところで、制作者はこの発表にちょっとした違和感を覚えました。

と言うのも、退役発表から退役日までの間が余りにも短いのです。

退役発表時点で、退役まで一ヶ月と数日しか残されないと言うスケジュールは余りにも短い期間です。

  • まぁ、実際のところ何時退役するのか?と言うのは話題にはなっておりましたが。

何故こんな突然に退役発表したのか?

それにしても、九州旅客鉄道は何故こんな突然にキハ66の退役を発表したのでしょう?


人が休めない六月を狙って混乱回避か?

昨今"葬式鉄""撮り鉄"の暴走はマスコミにも取り上げられるような問題に発展しております。

以前にも書きましたが、特に"撮り鉄"は撮影のためなら人殺しさえし兼ねないと言わざるを得ません。

六月は祝日もなく、社会人や学生は余り簡単には休めない時期でもあります。

この時期に絞り込む事で、"葬式鉄""撮り鉄"がもたらす混乱を避ける狙いでもあったのでしょうか?

特に未だに新型肺炎が収束していない現状を考えると、葬式鉄や撮り鉄の殺到によるパンデミックは避けなければならないでしょう。


カネになる退役関連企画

その一方で、車輌退役関連イヴェントは鉄道会社にとって収入源になるのも事実です。

実際、九州旅客鉄道はキハ66の退役に合わせて様々な企画を立てております。

記念乗車券を発売したり、同形式の部品の販売も実施する予定です。

新型肺炎で利用者が激減している昨今、カネになる企画として見逃す事は出来ないでしょう。


結論

かなり捻くれた見方ですが、人が動き難い六月に退役させしかもその告知を五月末に行う事で、

  • "葬式鉄""撮り鉄"がもたらす混乱を可能な限り回避しつつ、
  • 退役関連の企画で収益を狙う

のが九州旅客鉄道の真意かも知れません。

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堀北真希うさぎ 紀子ちゃん(神崎紀子) 版権イラスト