糸魚川-直江津間は経営分離すべきではなかった

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たらればになりますが、西日本旅客鉄道はもう少し経営分離区間を吟味すべきでした。

特に旧北陸本線・糸魚川-直江津間は経営分離区間から除外すべきでした。


特急『北越』は新幹線と『しらゆき』に置換わったが…

北陸新幹線は、確かに在来特急時代の『はくたか』を置換えました。

ですが、かつて北陸本線・信越本線を走っていた特別急行『北越』の置換えとしては不完全です。

このため『北越』の後継として上越妙高-長岡・新潟間に『しらゆき』が設定されましたが、かなり不便になりました。


遅く高くなった糸魚川-直江津間

北陸新幹線延伸で、糸魚川-直江津間の所要時間と費用はどうなったでしょうか。


所要時間が七分伸びた!

在来線時代の『北越』『はくたか』の糸魚川-直江津間所要時間は、最短で二十五分となっていました。

一方、『しらゆき』の上越妙高-直江津間の所要時間は最短十二分(平均では十三分)となります。

加えて『はくたか』糸魚川-上越妙高の所要時間は十二分です。

単純に足したら所要時間が一分短くなった…と言いたいかも知れませんが、上越妙高での乗継に八分は掛かるので、合計では最短三十二分となってしまい七分も遅くなっています


特急だと 740円の値上げに!

運賃・料金についても、糸魚川-直江津間が経営分離されていなければ営業キロ 38.8キロでしたので、運賃 680円と自由席特急料金 760円で合計 1,440円

一方現行の体制では

  • 運賃が新幹線 680円とトキ鉄 340円で計 1,020円。
  • 自由席特急料金は新幹線 880円とトキ鉄 280円で計 1,160円。

合計すると 2,180円となり、740円の値上げになってしまいます。


柏崎や長岡へは更にコスト高に

勿論、糸魚川-直江津間程度なら日本海ひすいラインの普通列車でも充分でしょうが、目的地が柏崎とか長岡辺りになるとやはり特急を利用したくなるでしょう。

そうなると、このコスト高はかなり効いてくると思われます。


新幹線開業後の『北越』の必要性は予期出来た筈

確かに、北陸新幹線延伸で在来『はくたか』と『北越』が廃止されるのは既定事項だったでしょう。

しかし『はくたか』はともかく『北越』は完全には新幹線で置換えられるものではありませんでした。

つまり、『北越』は名を変えるにしても糸魚川発着に運転区間を短縮させて残すべきだったのです。

そうなれば北陸本線・直江津-糸魚川間は五往復とは言え特急が引続き走るので、経営分離の必要はなかったと考えられます。

  • 『はくたか』などは新幹線で別経路となるので、経営分離しなければ増発も考えられました。

トキ鉄さん、意趣返しに快速列車を設定しては?

とは言え、西日本旅客鉄道にとっては並行在来線の切り捨ては収益の極大化とコストの極小化に貢献するので是非ともやりたかったのでしょう。

新潟県内の北陸本線経営分離は平成 5年 8月に決定しており、この頃の同社は旅客の安全を二の次に収益を追求していた時代でした。

  • その結果が JR宝塚線で現れた訳ですが…。

えちごトキめき鉄道さんも、西日本旅客鉄道への意趣返しとして日本海ひすいラインに信越本線と連絡する快速を設定したらどうでしょうか?

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堀北真希うさぎ 紀子ちゃん(神崎紀子) 版権イラスト