令和 3年度も青春18きっぷの発売決定、でも…

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昨日令和 3年 2月 8日、旅客鉄道会社から令和 3年度の青春18きっぷ発売が発表されました。

トゥィッターでもつぶやいたのですが、それに少し加えてみたいと思います。


令和 2年度と変わらぬ条件

令和 3年の青春18きっぷの利用条件等は、昨年令和 2年度と全く同じです。

令和 2年の『秋の乗り放題パス』が自動改札対応になり、有効期限が従前より一週間ほど長くなったため、青春18きっぷにも何らかの変化があるのではないかと思っておりました。

でも、蓋を開けてみると令和 2年から一切変更は加えられませんでした。


青春18きっぷどころではない現状からの不安

正直、令和 3年度は無事青春18きっぷが出るか不安でした。

昨年猛威を奮った新型肺炎の影響は今も続き、旅客鉄道に客足はまだ完全には戻っておりません。

以前にも書きましたが旅客鉄道は民鉄(近鉄を除く)と違い新幹線や特急列車を主力として普通列車はその余力で運営しており、だからこそ青春18きっぷが出せるのです。

でもその新幹線や特急列車の需要が大幅に減少して、本州三社は未曾有の大赤字に陥りました。

このような状況で18きっぷを出せる余裕があるのかと言う不安はどうしても拭えなかったのです。


それとも「売れるものを売ろう」と考えるか?

勿論、別の見方も出来ました。

『秋の乗り放題パス』の有効期限が一週間ほど長くなったのは、「売れるものは何でも売ってしまおう」と言う意思があったからではないかと思います。

そもそも、普通列車は毎日運転されているもので、空気を運ぶくらいなら18きっぷで使ってもらおうと言う考えは充分ある筈です。

そう見ればやはり18きっぷも「売れるもの」として売ってしまおうと言う事になるでしょう。

更には少しでも売上を伸ばすべく、条件をより利用者側に有利にするのではと言う期待はありました。


告知文の大幅削減から見える不安

ただ、今後も青春18きっぷは安泰かと言えば不安になってくる面があります。


たった一段落しかない令和 3年度の告知文

令和 3年の青春18きっぷ発売告知の冒頭が、昨年度よりも大幅に短い文章になっていたのです。

以下引用です(引用をスキップ)。


JRグループでは、以下のとおり「青春18 きっぷ」および「青春18 きっぷ北海道新幹線オプ ション券」を発売します。


引用ここまで。

覧のように、たったの一段落56文字しかありません。


積極的に売り込んでいた令和 2年度の告知分

一方、昨年令和 2年はこんな長い文章で始まっていました:

以下引用です(引用をスキップ)。


JRグループでは、鉄道ならではのゆったりとした「旅」をお楽しみいただくため日本全国の JR線の普通・快速列車の普通車自由席、BRT(バス高速輸送システム)およびJR西日本宮 島フェリーに自由に乗り降りできる「青春18 きっぷ」を発売します。

「青春18 きっぷ」は、年齢にかかわらず、どなたでもご利用いただけます。お一人での5日 間の旅行や5人グループでの日帰り旅行などの「鉄道ぶらり旅」にぜひご利用ください。

また、今年も「青春18 きっぷ」にあわせて「青春18 きっぷ北海道新幹線オプション券」を発 売します。奥津軽いまべつ~木古内間は北海道新幹線に乗車し、北海道まで足を伸ばしてみませ んか。


引用ここまで。

まり、昨年令和 2年度は三段落 288文字に亘って告知文を書いていたのです。


令和 3年度は明らかに売る気がなく字数も五分の一未満に

令和 2年度の告知文を見ると、「どうぞお使いください!」と言わんばかりに積極的に売り込んでいるように見えます。

一方、令和 3年はただ淡々と発売告知をしているに過ぎません。

と言うよりも、昨年と較べると明らかに売る気が感じられない文章です。

字数を見ても、令和 2年度は 288文字に対し、令和 3年度は たったの56文字と五分の一にも満たない字数になっております。


まさか廃止への序曲か…?

青春18きっぷには不安要素が確かにあります。

令和 6年に北陸新幹線が敦賀に延伸した場合、JR七尾線や九頭竜線へのアクセスはどうなるのかなどの問題があります。

確かに青春18きっぷは売れば必ず収益が出る商品ではありますが、制度面で時代にそぐわなくなっているのは否めません。

そのため、個人的には整備新幹線時代にふさわしい制度変更を提案しているのですが、まさか廃止と言う選択肢を選ぶのではないですよね…?

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堀北真希うさぎ 紀子ちゃん(神崎紀子) 版権イラスト