新型肺炎が青春18きっぷを廃止に追い込むか?

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過日トゥィッターで呟いた事を加筆します。


衝撃的だった令和 2年 4~ 6月期の決算

新型肺炎の影響で、JR 本州三社の令和 2年 4~ 6月期の連結決算はとんでもない数値になりました:

   経常利益
東日本▲ 1975.06億
東海 ▲ 1014.59億
西日本▲ 997.61億

  • 九州旅客鉄道も上場しておりますが、令和 2年 8月 1日現在四半期決算を公表しておりません。

いずれも、新幹線の利用が大幅に減少した結果となっております。


悪夢は今後も続く?

さて、この悪夢のような決済は令和 2年 4~ 6月期だけで終わるのでしょうか?

  • まだ新型肺炎が収束していない事、
  • ワクチンが完成していない事、
  • 更にウィルスの突然変異の恐れも否定出来ない事

から、不要不急の旅行へ行く方は今後も増えないと言う意見があります。


東日本は虎の子を失うか!?

また、新型肺炎を端にテレワーク(在宅勤務)が普及すれば、特に東日本にとっては収入の四割を占める首都圏の売上も大幅に落ちる恐れもあります。

  • 実際のところ令和 2年 4~ 6月の間定期乗車券の継続購入をしなかった者は四分の一程度に過ぎず、このため今のところは何とかなっております。

    制作者の近所の京浜東北線も朝の利用状況はそれ程減ってはいませんでした。


最悪の事態に陥ったらどうなる?

もし最悪のシナリオになった場合、これまで黒字続きだった本州三社も何らかの策を求められる可能性があります。


ローカル線の整理が進むか?

先ず、北海道のように不採算ローカル線の見直しを迫られるかも知れません。

ただ、例えば東日本の場合、超不採算路線である只見線について福島県と経営維持に向けた契約をしており、他線について廃止を打診してもこの事を盾に拒否されてしまうでしょう。

また、不採算路線を全部消せば黒字になるとも言い切れません。


運賃大幅値上げか? それとも学休期間の大減便か?

そうなると、代わりに運賃の大幅値上げを強いられるかも知れません。

或いは、一部の路線バスみたいに学休期間は普通列車も大幅減便するようになるかも知れません。

  • 減便対象を列車番号8000番台の予定臨時列車にして、学校が授業を行う期間だけ運転するようにすればよいのです。
  • 因みに、近年では一部ローカル線で高校の定期試験の際は昼に臨時列車を運転する路線もあります。

結果、青春18きっぷは値上げか廃止か?


運賃値上げの場合

運賃を大幅値上げした場合、青春18きっぷも当然大幅に値上げする筈です。

青春18きっぷなど特別企画乗車券は法律で総収入を減少させない範囲で設定が認められております。

つまり、定期券等からの逸走がない価格設定にしなければなりません。

いや、ただでさえ定期券利用者が減っているのですから、当然青春18きっぷも運賃に合わせて値上げをせざるを得ません。

そうすると、お得感が薄れて利用者が激減し、最悪廃止を検討する事になるでしょう。

或いは、適正な価格を巡って旅客鉄道会社間で紛糾して発売出来なくなる恐れもあります。


学休期間の大幅減便の場合

学休期間に普通列車を大幅減便した場合、当然地元にとって最低限の便数になります。

そうなると、青春18きっぷを設定してまで利用促進する必要はありません。

全ての旅客鉄道各社が全てのローカル線でこのような施策をした場合、青春18きっぷは会社にとって不要なものになってしまうでしょう。

そうなると、(実際の売上数に拘らず)決り文句の「ご利用が少なくなったので廃止します」となってしまう恐れがあります。


さいごに

新型肺炎の流行で「もう以前の世の中には戻れなくなってしまった」と言う声も上がっております。

鉄道についても例外ではないかも知れません。

正直、今秋は『秋の乗り放題パス』も発売されないかも知れないと思っております。

  • それでなくも令和 2年は東京五輪のためにスポーツの日(旧・体育の日)を七月に移動させた結果十月には三連休がなくなり、従来通りの連続三日では使い難くなるでしょう。
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堀北真希うさぎ 紀子ちゃん(神崎紀子) 版権イラスト