気仙沼線・大船渡線の BRT 運行区間の鉄道事業が正式廃止に!

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今回もトゥィッターで少しつぶやいた事です。

令和元年11月12日、東日本旅客鉄道は東日本大震災の影響で BRT(バス高速輸送システム)で暫定復旧している気仙沼線・大船渡線について正式に廃止届出を行いました。


廃止届出への経緯


震災を受け、BRT で早期復旧を

平成23年 3月11日に発生した東日本大震災に因り、気仙沼線・柳津-気仙沼間と大船渡線・気仙沼-(さかり)間の沿線地域は致命的な打撃を受けました。

復興に向かうにも一から街作りをし直さなえればならなくなり、両路線についてもそれらを考慮して復旧させなければならなくなりました。

東日本旅客鉄道は、早急に従来の鉄道と同等以上の輸送を確保すべく、BRT(バス高速輸送システム)での暫定復旧に踏み切りました。


結局鉄道での復旧は無しに

その後鉄道路盤を活用したバス専用道の整備や地域事情を考慮した新駅設置も進み、BRT は地元に欠かせない交通機関となりました。

それこそ、傍目には鉄道時代より便利になったのではないかと言う気すらします。

BRT の利便性の向上に加え、鉄道再整備はコスト不相応であると判断した東日本旅客鉄道は、BRT を正式復旧と見なし鉄道の再整備は行わない事を決定しました。

沿線自治体には当初反対したところもありましたが、最終的には同意を取り付ける事が出来、令和元年11月12日に正式に廃止届出が出されました。


今後の流れ:廃止日繰上げに?

今回の廃止届では、気仙沼線・柳津-気仙沼間と大船渡線・気仙沼-盛間は令和 2年11月12日廃止としております。

  • 一般に廃止届出は廃止予定日の一年前に出される事としております。

ただ、当局が問題ないと判断したら廃止日繰上も認められます

代替となる BRT の鉄道時代より遙かに高い利便性を考えれば、両路線の鉄道事業廃止の影響は皆無だと素人目に見ても明らかです。

それこそ、件の有田鉄道のように十ヶ月繰上げが認められる可能性があります


個人的な感想


今後 BRT の事業移管もある?

今回の鉄道事業廃止届出に於いて東日本旅客鉄道は「BRT の運行・サーヴィスに影響はない」と明言しております。

ただ、個人的には字面通りに受止めて良いのか分かりません。

と言うのも、鉄道事業廃止で鉄道会社の運行責任が失われ、地元バス会社への移管などが行われる可能性を感じるからです。

令和元年11月13日現在、気仙沼線と大船渡線の BRT 区間は鉄道線時代同様東日本旅客鉄道の地方交通線運賃で乗車出来ます。

また、青春18きっぷなどの企画乗車券でも JR 路線網の一部と見なされて引続き乗車が可能になっております。


移管された場合どうなる?

鉄道として廃止された場合、運賃は公約通り据置となるでしょうが企画乗車券での乗車対象外になる可能性はあります。

せめて移管するにしても東日本旅客鉄道が BRT 専門の子会社を作ってそこに移管させるなどにして欲しいですが…。


そもそも、BRT の IC カードとして Suica を導入せず専用カード・odeca をわざわざ導入した辺りに、東日本が BRT を分離したいと言う本音が見えるのですが。


ところで、"鉄"な方はどう思うだろう?

ところで、"鉄"な方は今回の気仙沼線と大船渡線の部分廃止にどう思われるでしょう?

一般に"鉄"な方は鉄道と密接に関係がある交通機関であっても鉄道でなければ興味を示さないものです。

今回の件についても BRT すなわちバス路線となった時点で鉄道でなくなったから興味が失われたでしょうか?

列車の運転を再開していたら、今回の廃止届出は騒ぎになったのでしょうかねえ…。


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