リニア中央新幹線が全通しても、東京-大阪航空路は滅ぼせない

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平成31年 3月現在、リニア中央新幹線は品川-名古屋間の暫定開業に向けて事業中です。

リニア中央新幹線は東阪間の航空路を置換えると言われておりますが、制作者はそうはならないと見ております。

寧ろ東京-大阪間の航空路線は根強く残るのではないかとさえ思えてきました。

以下、制作者がそう思う理由を挙げてみます。


東阪間は羽田発着国際線乗継に不可欠

かつては大阪にも関西国際空港が整備され、ある程度の国際線が就航しました。

でも、昨今では効率化の見地から全日空・日本航空ともハブ機能を東京国際空港と成田国際空港に集約させております。

更に東京国際空港発着の国際線が復活し、レガシィキャリアはこぞって成田発着便を東京発着に移行させております。


リニアでの乗継は余りない?

勿論、品川から東京国際空港へアクセスさせるルートもあります。

でも、リニアと航空は別系統なのでそれぞれに運賃がかかり、また乗継も面倒です。

ですから、リニアと東京国際発着国際線の乗継は殆ど利用されないと思われます。

結局、リニアが全通しようとレガシィキャリアは国際線乗継用に東京国際-大阪航路を維持するのです。


リニア構想時になかった LCC がお客を奪還する可能性

リニア中央新幹線構想が浮上した頃の固定観念は「航空機は速いけど高くて贅沢な乗り物」でした。

ですが、今やそれは昔話になってしまいました。

そう、日本でも低コスト航空会社(格安航空会社・LCC)が続々登場しているからです。

レガシィキャリアが東阪航路を LCC 子会社に移管して、高速バス並みの四桁円の運賃で対抗してきたらどうなるでしょうか?

恐らく、少なくとも中央新幹線後も運営を続ける東海道新幹線のなけなしのお客は奪われてしまうでしょう。

リニアはレガシィキャリアの運賃並みにすると言っておりますが、それではビジネス以外の層は大半が LCC に逸走してしまうでしょう。

かと言って運賃を安くしたら永久に償却出来ないでしょう。


結論:リニア新幹線構想は時代遅れの発想だった?

リニア中央新幹線整備構想が上がった際の航空に関する前提:

  • 東京からの国際線は全て成田に移管される
  • 航空運賃は非常に高い

が尽く崩れ去った今、リニア中央新幹線は実は時代遅れの発想なのかも知れません。

航空利用客を全員ぶん捕って何とか軌道に載せたいところなのでしょうが、それは難しいと思われます。

実は東海旅客鉄道の歴代社長の中にも、リニアは永久に償却出来ないと気付いている方もいます。

リニア新幹線の整備を強行した結果、今をときめく東海旅客鉄道はそれが原因で"第二の国鉄"になってしまうかも知れません。

個人的にはそうならない事を願いたいのですが…。


輸出も恐らく不可能

鉄軌道の新幹線技術は海外に輸出出来ましたが、マグレヴ方式のリニア新幹線はたとえ完成しても海外には輸出出来ないでしょう。

余りにも建設コストが高いため、買い手が付かないのではないかと思われます。

そうすると、リニアの技術で元を取るのは極めて難しいのではないでしょうか。

制作者はリニア新幹線を否定はしませんが、先行きには不安ばかりを感じてなりません。

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堀北真希うさぎ 紀子ちゃん(神崎紀子) 版権イラスト