やはり北海道新幹線はミニ新幹線にすべきだった

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今回もトゥィッターでつぶやいた事を記事にします。



はじめに

現在、北海道新幹線は新函館北斗まで暫定開通しております。

そして、新函館北斗から函館までの函館本線が電化され、フィーダ列車『はこだてライナー』が運転されております。

でも、どうせこの区間を電化するのだったら、ミニ新幹線で函館直行出来るようにすべきでした


北海道旅客鉄道を苦しめる過剰な車輌

北海道新幹線のために北海道旅客鉄道は十輌編成のフル規格 H5系を導入しました。

しかし、これが北海道旅客鉄道を苦しめております。

と言うのも、新函館北斗まででは余りにも過剰な編成だからです。

木古内以南から新函館北斗まで利用する旅客は恐らくこの編成の四割もないでしょう。

北海道旅客鉄道は札幌まで開通すれば過剰ではなくなるとしておりますが、それも大分先の話。

それまではひたすら赤字を垂れ流し続けなければなりません。

否、東日本旅客鉄道は札幌延伸の際により高速化した車輌を投入する計画であり、現在の H5系は札幌延伸時には無駄になってしまうでしょう。

その点でも、ミニ新幹線にしておけば需給の最適化が実現出来たのです。


札幌延伸後も無駄にならない新在直通インフラ


第三セクタには重過ぎる交流電化

函館本線・五稜郭-新函館北斗間は、フィーダ列車『はこだてライナー』のためだけに電化されました。

ですが、制作者は札幌延伸時にはこの電化は無駄になると予想しております。

と言うのも、この区間も経営分離が決定しているからです。

移管を引受けた第三セクタ鉄道会社にとって、より高コストな交流電化は重荷でしかありません。

貨物列車が利用するなら肥薩おれんじ鉄道や道南いさりび鉄道のように維持を強いられるでしょうが、貨物列車も函館貨物駅でディーゼルにつなぎ替えるため使う事は考えられません。

札幌延伸後も『はこだてライナー』を運転する必要は依然ありますが、昨今の気動車の高性能化を考えれば気動車で充分運用出来る筈です。


札幌延伸後もミニ新幹線を走らせられる

でも、新在直通にしておけば札幌延伸後も無駄にはならいでしょう。

と言うのも、札幌に延伸しても内地から函館への需要は依然維持される筈であり、また函館-札幌間の需要もなくなる事は考えられません。

そう、札幌延伸後は

  • 東京・大宮方面から函館に向かうミニ新幹線『はくちょう』
  • 東京・大宮方面から札幌に向かうフル新幹線『はやぶさ』
  • 函館から新在直通で札幌に向かうミニ新幹線『ほくと』

の三系統を運転する訳です(名前はすべて仮称です)。


何よりも経営分離不要になる

何より大きいのは、函館-新函館北斗間の経営分離を北海道旅客鉄道に取下げさせられる効果もある事です。

札幌に延伸しようと引続き新在直通特急が走り続けるのであれば、経営分離の理由がなくなるからです。


こうすべきだった北海道新幹線の暫定開業

北海道新幹線開通に合わせて、函館本線の一部区間を電化するのは既定路線だったようです。

なら、そのときに併せて三線軌に改軌すれば良かったのです。

そして、H5系の代わりに秋田新幹線用の E6系をカスタマイズした H6系を投入し、これを北海道新幹線専用編成として利用します。

運用は、札幌延伸までは東京・大宮方面からの H5系『はやぶさ』に併結した『はくちょう』(仮)を新青森で切離し、H6系だけが北海道新幹線に乗入れます。

また、完全にミニ新幹線とせず一部列車を E5系で新函館北斗まで直通させ間合い運用の 261系気動車で『はこだてライナー』をと言う手も考えられます。


問題点

勿論、問題点がない訳ではありません。


駅ホームドアの問題

先ず駅のホームドアをどうするかと言う問題があります。

整備新幹線は建設費用を節約するため、かつての東海道新幹線や東北・上越新幹線のように側線で客扱いするような駅はなるべく作らないようにしております。

このため、安全確保にはホームドアが欠かせません。

ですが、新在直通編成は在来線サイズのためフル規格に合わせたホームドアでは合わなくなってしまいます。


車輌編成数の問題

もう一つは、函館直通専用の H6系の場合少なくとも H5系の四倍の編成数が必要になる事です。

実際、北海道新幹線の四分の三以上は東日本の E5系で運行されております。

これは H5系が E5系と完全に互換性があるからこそ実現出来たものです。

然るに新在直通にしてしまうと、北海道新幹線全列車を専用の"H6系"にしなければならなくなります。

と言う事は、当然 H6系をそれだけ確保する必要があります。

勿論、H6系を秋田新幹線用の E6系と完全互換にする事で一部列車を E6系にする事も可能でしょうが、それも現実的とは思えません。

函館直通ミニ新幹線が否定されたのは、こう言った事も考慮されていたのでしょうか。


札幌延伸後の経営分離の問題

三つ目は、札幌延伸後に経営分離される区間を継承する第三セクタ鉄道の問題です。

函館-新函館北斗間を経営分離しなければ、新函館北斗以北を継承する第三セクタ鉄道は更なる苦境に立たされるのは必至だからです。

函館-小樽間の中で最も輸送密度が高いのは恐らく函館-新函館北斗間に他ならないでしょう。

この区間を第三セクタ鉄道が取れないとなれば、ただでさえ厳しい経営は更に苦しくなる筈です。

整備新幹線は開通後は自治体の負担はないと言われておりますが、開通後も経営分離区間で更なる負荷を強いられます。

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