E653系の勝田復帰は『ムーンライトえちご』完全廃止を意味する!?

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今回もトゥィッターでつぶやいた事を記事にします。



E653系が勝田に帰ってくる!

東日本旅客鉄道水戸支社は、過日新潟車両センターに移籍していた E653系の一編成が勝田車両センターに戻って来る事を発表しました。

ご承知の通り、E653系は元来常磐線の特別急行『フレッシュひたち』向けに製造された車輌です。

常磐特急が E657系に置換えられた際、E653系は全編成が新潟に移籍されて改造を受け、

  • 主に基本編成は羽越本線特急『いなほ』
  • 主に附属編成は信越本線特急『しらゆき』

にそれぞれ充当されております。

今回、そのうちの基本編成一本が勝田に帰る事となりました。

勝田では平成31年春以降に臨時特急などに充当する計画で、その際に塗色を旧国鉄特急風に変更する事としております。


新潟で E653系が余剰になった理由

さて、E653系の一部が新潟を離れると言う事は、新潟では E653系が余剰になっていると言う事であります。

E653系『いなほ』編成は『らくらくトレイン』や団体列車にも充当されておりますが、それでも余剰であると言う事になります。

以下、例に依って制作者の憶測です。


『ムーンライトえちご』も E653系で存続する筈だった?

E653系を新潟に移籍させる際、『ムーンライトえちご』も E653系に置換えるつもりだったのではないでしょうか。

つまり『ムーンライトえちご』の運行を前提に E653系を新潟に移籍させたと考えられます。

ところが、以前にも書いた通り『ムーンライトえちご』は新潟支社労組の乗務拒否に遭って 485系とともに完全廃止されてしまいました。

結果、E653系での『ムーンライトえちご』運行計画は幻に終わってしまったのです。


『スターライト上野』も完全に失敗して…

その後平成28年に AKB48 の新潟でのイヴェント対策として『スターライト上野』が運行されました。

個人的には『スターライト上野』運行を機に、同列車の多客期設定を願っておりました。

ですが、本来の客層である筈だった AKB ファンに指定券が行渡らない等の問題が頻発し、結果大失敗に終わってしまいました。

これで、新潟支社も夜行快速復活を考えなくなったのではないでしょうか。

結局、『ムーンライトえちご』『スターライト上野』の運行を想定して送られたものの、新潟支社がやる気を失った事で、それ用の編成は無駄になってしまったのです。


新潟での『いなほ』対面乗継も余剰編成活用には至らなかった?

それでは、何故今頃 E653系が勝田に返却される事になったのでしょう?

平成30年 4月、新潟駅での上越新幹線『とき』⇔羽越特急『いなほ』間の対面乗継が実現しました。

これを機に『いなほ』の利用増加や増発の可能性もあった筈です。

でも、残念ながら華々しく『いなほ』の利用が増えたと言う話は聞きません。

結局、今後も現在の余剰編成が有効利用されるには至らないと判断されたのでしょう。

つまり、新潟支社は新潟駅改良がどれ程影響があるかを見極めるまで E653系余剰編成の扱いを保留していた…と言う訳です。


余談

かと言って羽越本線ミニ新幹線化も現実的ではないでしょう。

個人的には山形新幹線の陸羽西線直通こそ現実的だったと思います。

でも鶴岡が置去りにされる恐れがあり、その事こそが陸羽西線直通案が破棄される一因でした。


結論

取敢えず言える事は、新潟支社が E653系を一部勝田に返却した事で『ムーンライトえちご』『スターライト上野』の運転再開はなくなったと言う事です。

今後新潟でどんな大きなイヴェントがあっても、上越新幹線で対応するなどして夜行快速が設定される事はないでしょう。

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