かつて"アンチ青春18きっぷ"が増えた平成10年代

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今回も、トゥィッターでつぶやいた事をまとめました。


"アンチ青春18きっぷ"が増えた平成10年代

平成10年代、ネットには"アンチ青春18きっぷ"とでも言うべき者が増えた時期がありました。

その頃は、自称旅行会社社長のような東京-大阪間の普通運賃の何分の一と言うような超格安の特別企画乗車券でありながら、遅延したら補償しろなど過剰な権利主張をして来た者が台頭した頃でした。

彼らへの批判はネットの普及で爆発的に増加しましたが、その過程で「青春18きっぷこそが諸悪の根源だ」と言う論調に摩替わって行ったのです。


勿論「青春18きっぷは悪くない」のだが

勿論、分を弁えない不相応な権利主張───701系などロングシート車にケチをつけるなども含まれる───をするような者に対しては「青春18乞食」と非難するものの、「青春18きっぷは悪くない」と言う立場を採る者も少なくありませんでした。

  • 制作者はこの立場におりました。

ですが、アンチに至る思考回路と言うのでしょうか、不良青春18きっぷ利用者のみならず青春18きっぷそのものに矛先を向ける者も増えたのです。


"アンチ青春18きっぷ"が増えた背景

平成10年代まで各地で夜行快速列車が運行され、これに依り青春18きっぷ四回分と『ミッドナイト』『ムーンライトえちご』『ムーンライト九州』の指定席券三枚で日本の北端・稚内から旅客鉄道網の南端・枕崎まで移動する事が可能になっておりました。

ただ、青春18きっぷの価格からはとても不相応な長距離利用が普及した結果、列車遅延などのアクシデントが発生する度に補償を強要するなど問題行為が目につくようになりました。

これらの不法行為が知られるようになって、一層18きっぷアンチが増えた記憶があります。


昨今"アンチ青春18きっぷ"が激減した背景

昨今では、青春18きっぷを廃止せよなどと主張する過激な"アンチ青春18きっぷ"を見る事は稀になっております。

それには、相当な背景があるからです。


不相応な長距離利用が難しくなった

現在、夜行快速列車は『ムーンライトながら』『ムーンライト信州』が残るのみとなり、青春18きっぷでの長距離利用は困難になっております。

この結果、現在では青春18きっぷも価格不相応な長距離利用は激減し、中距離利用が大半となっております。

中距離利用なら、多くの場合列車遅延による接続問題も青春18きっぷで出来る範囲で解決する事が可能です。

当然、現場へのしわ寄せも少なくなります。


旅客鉄道会社側の明確な補償拒否表明

また、以前にもこのウェブログで記事にしましたが、旅客鉄道会社各社も不相応な権利主張を問題視していたらしく、これらの"不法行為"に対し明確に拒否する態度を示すようになりました。

例えば、昨今の青春18きっぷの添付文書等には新幹線等への便宜乗車を拒否する文言が明記されております

特に東海旅客鉄道はこの新幹線への便宜乗車を拒否する文言を自社のサイトでも明示しております。

これも当ウェブログで書きましたが、東北本線・一ノ関駅には青春18きっぷ・北海道&東日本パス通用期間には「列車が遅れても新幹線などには乗せませんのでそのつもりで」と言う張り紙が毎期掲出されるそうです。

一ノ関で昔何があったのかは分かりませんが。


"アンチ増殖の元凶"の衰退

青春18きっぷが問題視されたのは、自称旅行会社社長が「俺の本を片手に便宜乗車を勝ち取れ」と不法行為を唆し、それに乗って不良18きっぷ利用者が増えた事が原因です。

つまり、悪い言い方をするなら彼こそが"アンチ増殖の元凶"と言えるのです。

しかし、そんな彼も自らの行為に依り鉄道趣味界での居場所を失い、今やすっかり影が薄くなってしまいました。

今や彼の主張を聞ける場所も殆ど残っておりません。

  • これらは決してアンチの仕業ではありません。全て彼奴の自業自得です。まぁこの手の奴は死んでも反省しないのですが。

こう言った事もあって、不良青春18きっぷ利用者或いは"青春18乞食"もすっかり数を減らし、その影響からか今では18きっぷへの反感もだいぶ和らぎ、結果"アンチ青春18きっぷ"も大分少なくなって来たのです。

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