鉄道と船の連携企画

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今回も、トゥィッターで呟いた事を記事にまとめました。



本来、鉄道と船の相性は良いもの

鉄道網や道路網の拡張で鉄道と船の関係は薄くなりつつあります。

それでも、かつては国鉄路線網と連携した青函航路, 宇高航路がありました。

また、旧鹿島参宮鉄道は当初の計画だった鹿嶋へは連絡船で対応し、鉄道としては鉾田に延伸させております。

今日でも南海フェリーは南海電気鉄道と連携しており、またジェイアール西日本宮島フェリーと広島電鉄は宮島航路を運営しております。

本来、鉄道と船は相性が良いものなのです。


平成30年 4月、鉄道と船の連携企画がほぼ同時に

さて、前置きはこれくらいにしましょう。

平成30年 4月、偶々でしょうが鉄道と船が連携する二つの企画がほぼ同時期に出されました。


西日本旅客鉄道、壱岐観光キャンペーンを展開

西日本旅客鉄道は長崎県壱岐市と連携し、九州郵船の協力を得て壱岐観光キャンペーンを展開します。

平成30年 5月から 9月までの間、ネット限定運賃『スーパー早特きっぷ』で阪神から博多に行った旅客に対し、九州郵船のジェットフォイル運賃を半額にします。

また、子会社の日本旅行も壱岐島への観光商品をこれから企画していくとの事です。


異例な離島観光キャンペーン

九州新幹線全通以来、西日本旅客鉄道は自社エリアのみならず九州の観光促進にも力を入れております。

ですが、鉄道が及ばない離島に対しての観光促進は異例の事です。

  • 鹿児島の観光促進キャンペーンはよくやりますが、あくまで九州本島のみが対象で熊毛, トカラ, 奄美には殆ど触れられておりません。

ちなみに、九州郵船のジェットフォイルは、そこそこ速くて便利なためエアーニッポン, オリエンタルエアブリッジや壱岐国際航空の福岡-壱岐航路を尽く撤退に追込んでおります。

  • 離島の場合中心地が港周辺となるため、船舶の方がアクセスし易く便利なのもあるのでしょう。

青い森鉄道、津軽海峡フェリーとタイアップ

青い森鉄道は津軽海峡フェリーと連携し、平成30年 4月10日より特別企画商品『海峡ゆったどきっぷ』を発売しました。

八戸, 三沢, 野辺地等から青い森鉄道の快速・普通列車と津軽海峡フェリー二等船室を乗継いで函館まで片道移動するのに利用出来る割引きっぷです。

八戸発着の場合通常 4,500円から(フェリーターミナルへの連絡バス運賃除く)のところを 3,800円(約16%引)で利用出来ます。


青い森鉄道の"意趣返し"!?

かなり捻くれた考えですが、この企画は東北・北海道新幹線に対する"意趣返し"の意味もあるのではと言う気がします。

と言うのも、北海道新幹線は確かに利用者数は増えているのですが、肝心の青函間については津軽海峡フェリーや青函フェリーへの逸走が進んでいると言います。

つまり、利用者増は青森より南からの利用者で持っていて、青函間の鉄道の市場シェアは逆に低下していているのだそうです。

それだけに、新幹線と言う美味しいところだけ持って行かれて残りの並行在来線を押付けられた青い森鉄道の意趣返しではないのかと思えてなりません。

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