英国第五位のモナーク航空が破産に

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英国第五位の航空会社・モナーク航空が、西暦2017年10月 2日(現地時間)突如営業を停止し破産手続に入りました。

結果、同社便を使って英国を出国していた少なくとも十一万人の旅客が帰国出来なくなってしまっているとの事です。

日本人には恐らく殆ど関係ない話ですが、少し調べてみました。


代替便について

現在、英国政府及び英国民間航空局は内外の航空会社に帰国便の運航を要請しております。

多くは英国のフラッグキャリア・ブリティッシュ航空(BA/BAW)運航便で代替されますが、

  • テルアヴィヴ便についてはイスラエルのアルキア・イスラエル航空(IZ/AIZ)
  • ダラマン便についてはトルコのフリーバード航空(FH/FHY)

等、海外航空会社にも支援を要請したようです。


チャータ便専門会社が救済に

加えて、英国のチャータ専門会社・タイタン航空(ZT/AWC)は BA などが運航していないと思われる路線についてチャータ便で対応する事となりました。

蛇足ですが、タイタン航空のサイトを開いたところ、「モナーク航空の破綻を受け、弊社では英国民間航空局と連携して国外にいらしたお客様が英国に無事帰国出来るよう努めております」と言う文言に差替えられておりました(平成29年10月 3日現在)。

何しろ、十一万人もの旅客が国外に置去りになってしまったので、如何にフラッグ・キャリアと言えども BA 一社だけでは対応は無理だったのでしょう。

ちなみに、タイタン航空の主要業務の一つに他航空会社の予期せぬ欠航の際の代行輸送があります。

ブリティッシュ航空など英国や欧州の航空会社と欠航時の代行輸送契約を締結しているとの事です。


蛇足:平時と思えない対応?

今回の一件では、十一万人もの国民が帰国出来なくなったため、英国政府も相当大掛かりな対応を強いられたようです。

突然戦争が勃発したと言うならともかく、今回は平時だと言うのに国を挙げて"国民救出"に乗出しました。

英国政府関係者も、平時だと言うのに極めて異例だと述べたそうです。

  • 日本も朝鮮半島情勢次第では下朝鮮もとい韓国に入国した日本人を帰還させなければなりませんが、果たしてそうなった際に巧く行くか気掛かりです。何しろ両国に邪魔者がうじゃうじゃいますからね。

余談:日本人が巻込まれた航空会社"突然死"事例

航空会社が"突然死"してしまう事例は意外にあるようです。

日本ではそのような事例は聞きませんが、結構多くの日本人旅客が巻込まれた事例がありました。

平成13年 9月14日、豪州第二位の航空会社だったアンセット・オーストラリア航空は突如グループ全社の運航を停止してしまいました。

同社の関西国際-ブリスベーン-シドニー線は、全日空とのコードシェア便でもありました。

全日空は豪州路線にも進出しておりましたが、採算が取れなかったため平成11年 3月にスターアライアンス繋がりでアンセット運航便を用いたコードシェア便販売に移行しました。

つまり、同社の日本発便は全日空便としても利用されていた訳です。

ところが、平成13年 9月14日以降に帰国予定だった日本人旅客も、シドニー国際空港やブリスベーン空港に置き去りにされてしまったのです。

幸い、この時は豪州政府の要請でフラッグキャリアのクヮンタス航空が救済したようです。

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