大糸北線はやはり三江線に続くか?

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平成29年に全通六十周年を迎える大糸線

しかし、西日本管内の大糸北線はどうも雲行きが怪しくなっているようです。


北陸新幹線延伸前より酷い数値に…

平成29年 9月20日、西日本旅客鉄道は平成28年度の各路線の利用状況を公開しました。

それに拠ると、平成28年度の大糸北線の平均通過人員(輸送密度)は何とたったの 100人/キロ/日しかありませんでした。

平成27年度の大糸北線の輸送密度は北陸新幹線の金沢延伸開業効果もあったからか、平成26年度の 130人/キロ/日から約五割増しの 196人/キロ/日となっておりました。

それがたった一年で半減、それも北陸新幹線延伸前の数字よりも悪くなってしまった訳です。


そもそも西日本は大糸北線を廃止したかった

三江線廃止に筋道を立てた西日本旅客鉄道は、やはり続いて大糸北線を整理対象にするのでしょうか?

そもそも、西日本旅客鉄道は北陸新幹線延伸時に大糸北線を廃止したがっておりました。

北陸新幹線の金沢延伸までに話が付けられなかったため、結局表向きは白馬・大町方面へのフィーダとして活用する事になりました。あくまでも表向きですが。

でも、大糸北線は状況が改善される可能性もない上に、他幹線の予備としての位置付けもありません。

  • そう思うと、北海道新幹線では巧く江差線の末端区間を廃止出来たものと思えます。

フィーダ路線としての活用は難しい

北陸新幹線から白馬・大町方面へのフィーダとして活用するにしても、列車交換設備を根知駅のみ残して全部撤去した結果、大糸北線の輸送力は大幅に低下してしまいました。

北陸新幹線延伸を機に撤去した列車交換設備を復活させれば良いと思うかも知れませんが、その投資に見合う増収が保証されている訳でもありません。

否、ただでさえ廃止したがっている路線にそんな投資などする訳はありません。


白馬へのリゾートにも使われない?

北陸新幹線の糸魚川駅は糸魚川周辺のみならず、白馬など長野県北部のスキーリゾートへの玄関口としても期待されております。

かつては急行『シュプール』が北陸本線・大糸線経由で運行されており、そのルートで関西からのスキーヤたちを呼込めます。

でも、恐らく現地の宿泊施設は糸魚川に送迎バスを送るでしょうから、大糸北線を使って白馬に向かうお客は殆どいないでしょう。

それでなくても南小谷での乗継を強いられるのですから、直行送迎バスの方が便利に決まっております。

  • 東北新幹線でも、新幹線が止まらない三沢駅のど真ん前にあるリゾート施設はわざわざ八戸や新青森に送迎バスを送っております。そう言う事が、白馬などでも起こる事は充分考えられるでしょう。

こう考えると、下手をすれば北陸新幹線が大糸北線の息の根を留める事にもなり兼ねません。


今年は大糸線全通六十周年だが…

初めに述べた通り、平成29年は大糸線全通六十周年となります。

それを記念して平成29年11月には大糸北線で記念企画が実施される予定です。

でも、まさかとは思いますが、そのようなイヴェントが終わった直後に大糸北線廃止提案が出るなんて事にならなければいいのですがねえ…。

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