細かく分割される三江線代替バス路線

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平成30年 4月 1日に廃止が予定されている三江線の代替バスについて、ほぼまとまってきているようです。


三江線代替ルートの概要 (平成29年 9月23日更新)

三江線の代替ルートとしては、北から以下の五区間に分割される予定です:

国道261号ルート
済生会江津総合病院 - 江津 - 石見川本間
  • 石見交通が運行予定
島根県道40号ルート
石見川本 - 浜原間
  • 大和観光が運行予定
美郷町国道375号ルート
粕淵 - 浜原 - 道の駅グリーンロード大和(石見都賀駅約 1km北) - 上野(石見都賀駅約 800m南)間
  • 大和観光が運行予定
国道54号ルート
道の駅グリーンロード大和 - 江平 -(三江線とは完全に別経路)- 三次
  • 備北交通が運行予定
広島県国道375号ルート
川の駅常清(作木口駅約 700m北) - 三次
  • 君田交通が運行予定

但し、粕淵-沢谷間

  • メインルートから外れる事と
  • 既に石見交通粕渕線(大田-粕淵-沢谷-美郷町酒谷間)がある事

から、この粕渕線のダイヤを調整して粕淵で接続する方針となっております。

また、他にも三江線の既存駅でメインルートのバスと接続しない駅も多く、これらは各地で運行されるオンデマンドバスをメインルートのバスと接続させる計画です。


感想

やはりと言いますか、細かく分割される事になったようです。

  • 制作者は三分割くらいにはなると思っておりましたが、まさか五分割になるとは思いませんでした。

通常、鉄道廃止路線の代替バスは一路線で事足りる場合が多いのですが、三江線の場合は新設路線数は何と十四路線に達する見込みです。


需要に即していない三江線

それだけ、三江線が現地の需要に即していなかったと言う事なのでしょう。

実際、通して乗るのは"鉄"くらいで、一般の旅客は殆どいないと言います。

三江線代替交通確保調整協議会に提出された資料に拠ると、

  • 江津市⇔広島県三次市間を通して利用している旅客は双方向とも一日平均一人にも満たない
  • 安芸高田市⇔島根県の利用者は皆無
  • 江津市発着でも同じ島根県の邑南町への利用者は皆無

と言う凄まじいデータが出ております。

  • それ故、江津-三次間直通バスの設定は当初は提案されたものの結局検討される事さえありませんでした。

    そもそも、三江線の江津-三次間は営業キロで 100キロを超えており定期券の発行は出来ません。

今にしてみれば、一体誰が何のためにこんな経路で線路引かせたのかと思えてなりません。


廃止後は一日では全線バス移動出来ないかも

既に廃止まで七ヶ月くらいしか残っておりませんが、一部区間の運行業者は未定となっております。

そのため、まだ具体的なダイヤの策定には至っていないと思われます。

ですが、ひょっとしたら三江線の廃止後はこれらの五つのバスを一日で乗継いで江津-三次間を移動する事は出来ないかも知れません。

でも、それで困る方は恐らく誰もいないのでしょう。

仮に移動出来たとしても、運賃の合計額は相当なものになるでしょうねえ…。

  • ちなみに、三江線の江津-三次間の運賃は 1,940円です。
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