春季連休期間中の北海道旅客鉄道の輸送実績(平成29年 5月 8日)

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平成29年 5月 8日、北海道旅客鉄道は平成29年度春季連休期間中の利用実績を公表しました。

利用期間は平成29年 4月28日より同年 5月 7日までで、前年比は対応する曜日との比較となります。


新幹線利用者が14%減に

北海道新幹線(新青森-新函館北斗)については、約 86,400人の利用がありました。

しかし、平成28年度の同時期は約 100,700人の利用があり、14%の減少となりました。

列車の本数については平成28年度と殆ど変わらず、利用者がかなり減ったと見るべきでしょう。

とは言え、北海道新幹線が開通する前の平成27年度の青函間利用者は 55,900人くらいしかおらず、新幹線効果はまだ健在と見て良いでしょう。

尚、東日本旅客鉄道に拠れば、東北新幹線の盛岡-八戸間は平成28年度比 9%増となっておりました(八戸-新青森間は非公表)。


在来特急も微減に

札幌を中心とした三方向への在来特急も 1%未満ですが利用者が減少しております。

道南方面・苫小牧-東室蘭間は 3%増でしたが、道北方面・札幌-岩見沢間は 3.1%減となり、人数で言えば約 800人の利用者減となっております。

もっとも、在来線についてはかなり大雑把で、例えば新函館北斗からの乗継利用の状況などは公表しておりません。


航空利用者増で新千歳空港駅利用者は増加

一方、新千歳空港駅の利用は平成28年度より約 36,600人増の約 319,100人となり、比率で言えば 13%増となっております。

航空の方はどの社も北海道線利用者は 7%前後増加しているようで、取分け北海道発着路線専門のエア・ドゥは平成28年度比 6.5%増となっております。


感想

北海道新幹線の人気は一年くらいしか続かないと言う悲観的な話もありましたが、実際に一年たった今でも在来線時代よりは利用は増えております。

とは言え、航空からどの程度シェアを奪えているかは疑問です。

少なくとも、この数値は満足出来るものとは思えません。

平成27年12月には東京-函館間のシェアを一割から三割に引上げる事を想定して収支を試算しておりましたが、現状を見る限り二割にさえ達していないと思われます。

何しろ、航空業界はどこも北海道路線の利用者を増やしているのですから。

そうなると、新幹線が更に傷口を拡げる事にさえなり兼ねません。

このため、北海道旅客鉄道は東北地方の市場開拓を進めているのですが…。

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