【追悼】"赤い青春18きっぷ"雑感

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青春18きっぷ常備券は、ピンクの地色から俗に"赤い青春18きっぷ"などと呼ばれておりました。

そんな青春18きっぷ常備券も、平成28年12月 1日の西日本・四国両社の販売を以て終了する事となりました。

噂では三十分以内に完売する駅もあるそうですから、もう完全に販売終了となったと見て良いでしょう。

  • まぁ、青春18きっぷそのものがなくなる訳ではないでしょうから、悲観する話でもないとは思いますがね…。

何故やめたのか?

青春18きっぷ常備券を全廃したのは、やはり常備券はコスト不相応だからでしょうか。

本来、常備券はマルスがない駅での発券を可能にするためのものです。

都市圏なら何処かに必ずマルス設置駅があるので常備券は不要であり、そうすると地方に限られる事となります。

マルス設置駅が少ない地方での便宜のためと言う建前も、実際には遠隔地からの利用者に買占められます。

だいたい、どんな地方にだって JR 券を売れる旅行代理店はある筈ですから意味はなかったのでしょう。

結局、悪い言い方をするなら赤い18きっぷにこだわる一部の層に付合ってやっていただけだったのでしょうか。


首都圏から最も近かった常備券販売駅・筒石

最後は西日本では北陸エリアと山陰エリアで発売を続けていたようで、このため首都圏や京阪神からわざわざ遠出して入手したと言う話も聞きます。

  • 暴力団が買占めているなんて噂も聞きましたが、流石にそれはないでしょうw

首都圏から最も近かったのは旧北陸本線(現・越後トキめき鉄道日本海ひすいライン)筒石駅でしたが、平成27年の北陸新幹線金沢延伸に伴い取扱が終了しております。

  • 但し、経営分離後も今日までジェイアール西日本金沢メンテックが営業しており、継続しようと思えば出来た筈です。

マルスがある筈の(讃)高松駅でも売っていたのは…

ところで、常備券とは上記の通り本来マルスがない駅で販売するためのものです。

ところが、青春18きっぷの常備券については、四国旅客鉄道のハブ駅である(讃)高松駅でも扱っておりました。

言うまでもない事ですが、(讃)高松駅にマルスがない筈がありません。

わざわざ青春18きっぷに限って常備券の販売を続けたと言うのは、常備券を扱うべき駅で騒乱が起こるのを避ける狙いがあったのかも知れません。

常備券を扱うような駅は得てして利用者が少なく、そんなところに大挙して集まられてしまうと騒乱は避けられません。

高松駅のようなハブ駅なら、人が集まってきても人員も確保出来るので混雑を整理出来るでしょう。


札幌駅でもかつては売っていた

かつて北海道旅客鉄道が青春18きっぷ常備券を扱っていた頃(平成24年度春季まで)にやはりハブである札幌駅でも販売しておりましたが、同様の理由でしょう。

  • 高松駅もそうでしたが、常備券は各社ごとに通し番号が打たれ、札幌では 1番から打たれていたそうです。

北海道プラザ東京でも売ればよかったのに…

個人的には、当時営業していた JR 北海道プラザ東京店でも扱えばいいのにと思ったものです。

そうすれば首都圏から最も近い常備券販売所となった訳ですから、間違いなく札幌以上に売れた筈です。

ですが、実際には実現する事無く北海道管内での常備券の販売が終了し、JR 北海道プラザ東京店もその後閉店してしまいました。


蛇足・『さいたまフリー乗車券』常備券

青春18きっぷではありませんが、かつて埼玉県内の東日本管内では、11月14日埼玉県民の日限定の『さいたまフリー乗車券』を発売しておりました。

これも、かつては常備券がありました。

当時は埼玉県内にも丹荘駅などマルスがない有人駅があり、そのような駅で販売しておりました。

青春18きっぷの常備券同様、ピンクの地色となっておりました。

今では丹荘駅なども無人化され、『さいたまフリー乗車券』そのものもなくなってしまいましたが…。

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