北海道新幹線延伸後の函館本線・長万部以南はどう継承される?

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北海道新幹線の延伸に依り廃止・経営移管が予定されている函館本線・函館-小樽間。

今回は長万部以南がどうなるかちょっと気になったので記事にしてみました。


平成29年 3月、長万部以南の五駅が廃止に

北海道旅客鉄道は、平成28年 3月に続いて平成29年にも駅の廃止を行う予定です。

平成29年 3月までに、函館本線の長万部以南について以下の五つの駅が廃止される予定となっております。

  • 東山, (函)姫川, (函)桂川(かつらがわ), 北豊津, 蕨岱(わらびたい)

"砂原支線"と並行する本線の二駅が廃止されるが…

ところで、函館本線の道南区間については本支線に分かれて並行した後合流する区間が二箇所あります。

七飯-大沼間
下り専用の通称"藤城支線"と本線に分かれますが、藤城支線には駅はありません。
  • 基本的に貨物列車と普通列車の一部下り便のみが支線を使用しております。
    • 事故での本線不通時に藤城支線が上下で使用された事はありましたが。
  • 本線には新函館北斗駅が含まれるため、特急列車は現在では全て本線経由となりました。
大沼-森間
本線と"砂原支線"に分かれており、どちらにも途中駅があります。
  • 貨物列車は上りのみが"砂原支線"を利用し、下りは本線を経由します。
  • 特急列車は本線のみを使用しております。

今回の函館本線での廃止予定駅については、二駅が"砂原支線"と並行する本線区間にあります。

この二駅が予定通りに廃止されれば、"砂原支線"と並行する本線区間には大沼公園, 赤井川, 駒ヶ岳の三駅が残る事となります。

このうち赤井川と駒ヶ岳は年間平均利用者が一桁しかなく、状況次第では後年廃止されるかも知れません。

でも、大沼公園は特急も一部停車する七飯町大沼地区の中心駅です。

ですから、"砂原支線"と並行する本線については大沼公園駅が最後まで残る可能性が高いと思われます。


何が問題か?

北海道新幹線が少なくとも長万部まで延伸すれば、長万部以南の函館本線は全部廃止されて第三セクタに移管される事となります。

ですが、ただでさえ経営状況が悪化するのが必定である第三セクタが、支線まで持っていられるでしょうか?


個人的に予想しているシナリオ

こう言った事を考えると、函館-長万部間を引受ける第三セクタは以下のように継承する事を予想しております:

"藤城支線"
途中駅がないため継承せず廃止
"砂原支線"と並行する本線
大沼-大沼公園間のみ継承し、大沼公園-森間は廃止
  • 当然、"砂原支線"が本線となる。
でなければ"砂原支線"をバス転換か?

大沼駅より大沼公園駅の方が利用されているので、大沼-大沼公園間まで廃止するのは流石に難しいと思われます。


貨物新幹線実現で新函館北斗以北は全廃も?

但し、上記は貨物列車が引続き函館本線を走行する場合のシナリオです。

青函トンネルでの旅客新幹線減速問題に因り、貨物新幹線構想の実現は急務となっております。

室蘭本線"海線"沿線の活火山噴火リスクもあるので、北海道新幹線の奥津軽いまべつ以北の全区間で貨物列車を運行したって良いくらいです。

貨物新幹線が実用化されて貨物列車が新幹線区間を走行するようになった場合、なけなしの安定した収入源を失う一方不採算線区を無理して請負う必要もなくなります。

つまり、新幹線からのフィーダとして利用され得る函館-新函館北斗間のみ継承し、残りは全部バス転換したって良いと言う事になります。

個人的にはこれが実は最善のシナリオだと思います。

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