益々見えなくなった JR 山田線の前途

  • トゥィッターで言及(トゥィート)
  • アメーバで共有
  • はてなブックマークに登録
  • フェイスブックで共有
  • タンブラーで共有
  • Google+

過日の一連の台風では特に北海道旅客鉄道が甚大な被害を受けました。

ですが、鉄道への被害は内地にも残っております。


JR 山田線も依然不通に

  • 【追記】東日本旅客鉄道に拠ると、平成28年12月中旬までに(山)川内-茂市間を復旧させるとの事です(平成28年10月25日)。

JR 山田線は、平成28年 8月30日の台風10号の影響で(山)川内-茂市間が依然不通となっております。

土砂流入が十八箇所にも及び、復旧の目処さえ立たない状況と言われております。

JR 山田線と言えば、昨年平成27年12月の土砂流入の影響で上米内-(山)川内間が依然不通となっております。

今回の台風で結果上米内-茂市間が長期運休を余儀なくされる事となります。


JR 山田線は存続出来るのか?


存続に不利な状況

JR 山田線に並行する国道106号は震災復興事業として高規格化が進められており、これに依り路線バスの利便性が大きく向上する事が期待されます。

しかも、JR 山田線の区界-宮古間は国道106号とほぼ並走しており、バスへの転換は極めて容易となっております。


予想される最悪のシナリオ

このままだと、JR 山田線の内陸区間は

  • 良くて盛岡市内の都市路線として比較的利用されている盛岡-上米内間を残して廃止、
  • 下手すれば全線廃止

と言う事態になってしまうかも知れません。

盛岡-上米内間については利便性向上のための社会実験が行われており、当初平成28年 3月までだったのが29年 3月まで延長されております。

その結果次第では、東日本も維持を考えるかも知れません。

でも、結果が芳しくなかったとしたら、全線廃止と言うシナリオもあり得ましょう。

それこそ、現地で構想のある第三セクタに依る LRT 転換くらいしか生残る道がなくなってしまうかも知れません。


案件は長期化するか?

ところで、岩泉線の案件では並行する国道340号拡張のために鉄道用地やトンネル等を譲渡する等して廃止を妥結させました。

一方 JR 山田線の場合並行する国道106号は復興事業で高規格化が進められており、このため鉄道用地を道路用地に提供する意味は殆どありません。

この辺り、廃止妥結の決め手を失って案件の長期化を来す一因になりそうです。

さて、どうなる事でしょうか…。

関連記事
スポンサーサイト