三江線、正式に廃止決定

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平成28年 9月 1日、西日本旅客鉄道は正式に三江線廃止を決定しました。


概要

西日本旅客鉄道は、これまで提案されてきた上下分離など如何なる方法であれ今後三江線の営業は行わないと表明しました。

そして社内での手続きを経て平成28年 9月末までに廃止届を提出するとしており、これに依り平成29年 9月末日限りで廃止となる事が濃厚となります。

現地では代替交通機関については全く対応を進めていないと思われ、このため廃止届提出後一年以内の廃止繰上は難しいと思われます。

尚、西日本旅客鉄道では、代替交通網構築に関する支援要請には応じる態度を示しております。


私見

以前から申上げている通り、正直三江線は鉄道として存在する意味は全く無いと思っておりました。

言い過ぎと思うかも知れませんが、三江線は今や鉄オタの遊具でしかありません。

西日本旅客鉄道がリリースで指摘している通り、沿線は通院や買い物などの地域内移動が主で、三江線で可能な地域間移動の需要は殆どありません。

否、地域間移動の需要があってもクルマで済む話です。

並行道路の未整備を理由に特定地方交通線の選定からは除外されましたが、今や災害時の代行輸送がタクシーで可能であり、もはや並行道路が未整備でも代替輸送は可能です。


陰陽連絡線としてもダメ

陰陽連絡線としての機能も全くありません。

確かに、芸備線と接続すれば広島-島根県間の陰陽連絡が可能でしょうが、それさえバスでやれば充分で、鉄道を持出す必要はないでしょう。

実際、西日本旅客鉄道の子会社・中国ジェイアールバスも広島から出雲や浜田・有福温泉(江津)に高速路線バスを運行しております。

広島からの都市間路線としての三江線の代替も、この広島⇔有福温泉線を江津市街まで延伸すれば充分でしょう。

もっとも、鉄道での利用状況を見れば、有福温泉線の江津延伸は不要でしょうけど。

  • そもそも、広島からの陰陽連絡需要があるなら、かつての急行『みよし』を特急化して三江線直通する運用が行われていた筈です。

西日本の陰陽連絡戦略は?

現在陰陽連絡線として機能しているのは、智頭急行智頭線と伯備線だけになってしまいました。

他にも陰陽連絡線はありますが、陰陽連絡利用が推奨されていないのが実情です。

  • 例えば、新山口-萩間は 防長交通/中国ジェイアールバスの『はぎ号』が推奨され、JR 山口線・山陰本線ルートは非推奨とされる有様です。

恐らく西日本旅客鉄道は、広島からの陰陽連絡もバスに任せるつもりでしょう。


いつも言う事ですが

いつも言っている事ですが、取敢えず盗り鉄悪質な撮り鉄が湧かない事を願います。

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