青春18きっぷは赤字になり得ない

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青春18きっぷは赤字商品だと宣う鉄ヲタがおります。

今回は18キッパに媚びるためではなく、徹底的に偏った思考から来る思い込みには同意しない事を示すために書きます。


赤字になるには支出が必要

ある商品が赤字になるか黒字になるかを決めるのは、商品の売上と、商品に関する支出とどちらが大きいかです。

つまり、赤字になるにはそれ固有の支出が必要です。

一方、青春18きっぷは普通列車専用の商品です。

普通列車は、生活の足としてごく一部の例外を除く全ての在来線で毎日毎日運転しております。

つまり、普通列車の経費は青春18きっぷとは全く無関係となります。

臨時列車でも運転しない限り青春18きっぷ固有の支出は発生しないのです。

支出が発生しない以上、売れれば必ず黒字になります。


新幹線・特急からの逸走は?

もう一つ、青春18きっぷがあると

  • 新幹線・特急から逸走する旅客からの運賃・料金が入らなくなり、それが青春18きっぷがもたらす損失となる

と言う意見があります。

でも、この理屈もおかしなものです。

普通列車は特急料金を課さないので、青春18きっぷがなくても新幹線や特急より安く乗れます。

青春18きっぷがあろうがなかろうが、新幹線や特急から普通列車に逸走する者は逸走する筈です。


実際、逸走などしていない

実際問題として、青春18きっぷが使える多客期に新幹線等は指定席不足で増発さえしております。

それでも座席が足りず自由席が大混雑となる事さえあります。

  • 特に増発出来る本数が少ない山形新幹線でこの傾向はよく見られます。

青春18きっぷのせいで逸走者が増えるならこうはならない筈です。

結局、新幹線・特急を利用する客層はどんなに安い切符があっても逸走したりはしないものです。


青春18きっぷでは赤字はあり得ないが…

以上は青春18きっぷはそれのために普通列車の増発を行わない限りは赤字には絶対になり得ない事を示しております。

とは言うものの、青春18きっぷのために新たな列車を増発すれば、それが青春18きっぷ固有の経費となる事は否定出来ません。


夜行列車はあり得ない赤字を作る

特に青春18きっぷで乗れる夜行快速・普通列車はほぼ確実に赤字を出します。

従って、『ムーンライト○○』『ミッドナイト』などを運転する事で、赤字になり得ない商品をわざわざ赤字にしてしまう恐れがあります

勿論、夜行列車の存在が青春18きっぷの売上をそれ以上に引上げるなら問題はありません。

売上を伸ばすための経費を惜しむのも愚だからです。

でも、現実には平成10年代から夜行列車が相次いで廃止されたにも拘らず、青春18きっぷの売上は減るどころか寧ろ増えております。

無くても売上が伸びるのであれば、わざわざ売上を損ねるものを経費として出す必要はありません。

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