石勝線夕張支線、廃止へ

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平成28年 8月17日付のプレスリリースに拠ると、北海道旅客鉄道は夕張市に石勝線夕張支線(新夕張-夕張間)の廃止を提案したとの事です。

具体的な廃止期日と廃止後の交通体系については今後詰めて行くとの事ですが、留萌本線に続くローカル線整理が始まった事となります。


廃止提案に至った経緯

平成28年 8月 8日に夕張市長が北海道旅客鉄道に「市としてどのような交通体系が最良であり、効率的で持続可能であるかを一緒に考えて欲しい」と申入れがあったとの事です。

北海道旅客鉄道は既に各線区に対して適切な交通体系を地元と相談したいと表明しております。

今回の市の提案はその考えと一致するものであり、早速同線区について検討した結果、廃止するのが妥当であるという結論に達したようです。


感想


夕張市の現況からは已むを得ない対応か

夕張市は平成19年に財政再建団体に指定されており、以来行政サーヴィスの低下を伴った結果人口流出に歯止めが掛からず悪循環に陥っております。

このような状況ですから、とても鉄道路線の支援を行える訳がありません。

このため、北海道旅客鉄道が各線区についてのあり方を相談したいと表明した事で、市ももはや夕張支線の廃止は避けられないと覚悟を決めたのでしょう。


幸い、夕張鉄道バスで対応可能

また、石勝線夕張支線は百年近く経ったインフラも少なくなく、これらの更新は対費用効果から不相応となっているのが実情です。

幸い、石勝線夕張支線は旧江差線・木古内-江差間や留萠本線・留萌-増毛間同様路線バス(夕張鉄道)が並走しており、代替交通機関には実は事欠きません。

  • 北海道には路線バスが並行している赤字線区が実は結構多いものです。

いずれにしても"始まった"か

北海道旅客鉄道が大量のデータとともに「沿線自治体に相談したい」と表明した以上、特定地方交通線以来の不採算路線整理は避けられないものとなっておりました。

今回夕張市が自ら今後について提案した事で、北海道旅客鉄道も更なる"相談対象路線"の選定が進む事となるでしょう。


その他思う事

取敢えず、いつもの事ですが盗り鉄や悪質な撮り鉄が跋扈しない事を願いたいものです。

あと、三江線沿線もこれくらい潔ければいいのにねえ…。


追記:もはや"廃止商法"どころではない?

留萠本線の留萌-増毛間については年内の廃止が決定しておりますが、北海道旅客鉄道は『準急ましけ』などの企画列車の運行さえしていないようです。

まぁ個人的には廃止を表明して客を集める"廃止商法"こそ異常だと思っております。

地元にとってみたら、愛着ある路線(生活に必要な路線ではない)がなくなる状況で"お祭り"などされるのは不謹慎極まりない事でしょうし。

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