『ムーンライトながら』を存続させるには

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以前にも書きましたが、『ムーンライトながら』は今後消え行くのみでしょう。

でも、存続させる方法はない訳ではありません。


『ムーンライトながら』の車輌

ムーンライトながら』の前身"大垣夜行"には国鉄時代の急行型直流式電車である 165系が充当されておりました。

平成 8年に急行『東海』『伊那路』を特急に格上げする際に、"大垣夜行"も快速『ムーンライトながら』となり車輌も 165系から 373系に置換わりました。


    蛇足ですが、373系は『ムーンライトながら』のために作られたなんて寝言を言っている自称旅行会社社長がいるのですが、歴史的に見ても既存の急行列車の置換用なのは明らかでしょう。


    その後、東海車が充当されなくなり、現在では『ムーンライトながら』には東日本の 185系大宮車が充当されております。


『ムーンライトながら』は続けられるのか?

さて、『ムーンライトながら』の今後はどうなるでしょう?


185系が淘汰されたらお終いか

以前にも書きましたが、現在『ムーンライトながら』に充当している 185系が淘汰されたらお終いになる可能性が高いでしょう。

185系は現在特急『踊り子』等に充当されておりますが、これが『あずさ』『かいじ』に充当されている E257系に置換わる事が有力視されております。

E257系は東日本のオリジナル車ですので、東海で運転出来る人員が確保出来ない可能性があります。

一応現時点では修善寺直通便が東海管内にも入線しておりますが、E257系への置換えを機に修善寺直通便を廃止する可能性もあります。

  • 何しろ修善寺直通便は三島までの運転ですので、「修善寺へは新幹線をご利用ください」とならない可能性の方が寧ろ低いでしょうw

373系の再登板は?

それなら、かつて『ムーンライトながら』に使っていた 373系を再度起用すればいいじゃないかと思われるかも知れません。

ところが、373系は東京直通を停止してからそれまで搭載していた ATS-P 車上装置を ATS-PT 車上装置に換装してしまったのです。

ATS-PT は ATS-P と後方互換性があり、このため ATS-P 車上装置を搭載している他社車輌も ATS-PT 地上装置のみの東海管内線区への直通が可能です。

そしてこれが 18x系『ムーンライトながら』や E231系が熱海以西に乗入れられる理由です。

一応、383系は『しなの』で篠ノ井・信越両線に乗入れてはおりますが、ATS 車上装置が変わった事で東日本側に問題が起こる事が考えられます。


妙案『ムーンライトながら』を御殿場線経由に!

それなら、『ムーンライトながら』を東海管内完結にすれば 373系の再登板は可能と言う事になります。

つまり熱海発にすれば良いのでしょうが、小田原-熱海間の普通列車が少ないので不便でしょう。

そこで、あり得ない話ですが、『ムーンライトながら』を御殿場線経由つまり国府津発にします

東海道線も小田原までは普通列車の本数が多く、国府津までの連絡列車には事欠かない筈です。

現状を考慮すると『ムーンライトながら』が生延びるにはこの方法しか思い付きません。

でも、こんな"ウルトラ C"を東海旅客鉄道がすると思いますか?

  • また、国府津駅の規模を考えると全席指定であっても乗継時にはカオスな修羅場しか想像出来ません。

結論

『ムーンライトながら』は東海旅客鉄道の協力がなければ運転出来ません。

国鉄分割の影響で統一仕様だった国鉄車がなくなり、代わりに独自仕様の車輌や地上装置が導入される結果、東日本と東海に跨って運行するのは今後難しくなる一方でしょう。

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