函館-札幌間の夜行列車はやはり無理か

  • トゥィッターで言及(トゥィート)
  • アメーバで共有
  • はてなブックマークに登録
  • フェイスブックで共有
  • タンブラーで共有
  • Google+
  • この記事は18キッパに媚びたネタ記事「『ミッドナイト』復活案」のつもりでしたが、事実確認を行っていくうちに気持ちが変わってきたものです。

これまで何度も函館-札幌間の夜行列車を設定しろと書いてきましたが、最近調べていくうちにその気持が揺らいでおります。


需要はどのくらいあるのか?

夜行バス『高速はこだて号』『函館ニュースター号』とも定員は一台三十人程度で、金曜日などには二台に増車されるようです。

つまり、双方が増車されてやっと計百二十人程度となります。

この事を考えると、函館-札幌間の夜行移動はせいぜい百人程度の需要と見るのが妥当でしょう。

勿論、『はまなす』『北斗星』をかつて利用していた層が戻ってくる事も考えられますが、廃止されて時間が経っている事で戻って来ない事も考えられます。

また、これらの層はそれ程利用頻度も高くなく(年に多くて数回等)、当てに出来る程のものとは思えません。


需要に合った編成は?

平成28年 7月10日現在、『北斗』『スーパー北斗』に充当されている編成のうち、最も短い編成が使えれば良いでしょう。

『スーパー北斗』に使われているキハ261系気動車は八輌編成ですが、中間の四輌は取外しが出来ますので、これらを外して四輌編成としたのが最短でしょう。

すなわち、

  • キロ261-11xx - キハ260-11xx - キハ260-12xx - キハ261-12xx

と言う編成で運用します。

この場合、四輌の定員はグリーン車が二十四人、普通車が計百六十二人となります。

ただ、これでも供給過多になってしまうでしょう。

尚、『ニセコエクスプレス』用のキハ183系5000番代は定員は普通車のみで百六十人ですが、これでも多過ぎる上に一編成しか無いため無理でしょう。


結論

散々しつこく『はまなす』の後継として函館-札幌間に夜行列車を設定しろと書いたのですが、この状況を見ると鉄道では無理っぽそうですね。

青春18きっぷ通用期間に快速列車として運用するなら相当利用されそうですが、客単価が安過ぎるので採算を取る事は出来ないでしょう。


余談・函館-札幌夜行にこだわった理由

蛇足ですが、そもそも制作者がこのような運用にこだわっていたのは、制作者の知人に北海道への出張へ『北斗星』を利用していた者がいたからです。

彼女は大の航空機嫌いで、熊本への出張でも『サンライズ出雲』と『みずほ』を乗継いでいたくらいでした。

そう言う人を知っているため、北海道新幹線暫定開業後も首都圏から札幌への夜行需要はあるのではと思っていたのです。

否、確かに需要はあるのでしょうが、夜行バス二台程度あれば充分で、鉄道でやる程ではないと言う事なのでしょう。


それでも、運用を考えてみる

車輌は上述の通り『スーパー北斗』に充当されているキハ261系のうち、基本編成四輌のみとします。

勿論、多客期には中間車を追加する事も有り得ます。

  • 北海道旅客鉄道がもう少し安定していたら、『はまなす』廃止で余剰になった14系寝台客車を 261系に併結出来るように改造する事も考えられましたが、そこまでの力がないのは明らかでしょう。

座席は以下のようにします:

  • グリーン車指定席 - 普通車指定席(女性専用車) - 普通車指定席 - 普通車自由席

    • 夜行列車ですので女性専用車は必要でしょう。

種別としては特急列車としますが、『北海道 & 東日本パス』では特例として自由席に限り特急料金を払えば乗れるものとします。

  • 青春18きっぷ利用者にとっては快速にしてもらいたいところでしょうけど、流石にそれは無理かと思われます。
  • 尚、『北海道 & 東日本パス』の場合でも、北海道新幹線の特定/立席特急券と同時に購入する場合には当然特急料金に乗継割引が適用されます。

時間を稼ぐため、所要時間が掛かる函館本線"山線"経由としたいところですが、以下の二つの理由から室蘭本線"海線"経由とします:

  • "山線"は"海線"と営業キロが異なり、この結果"海線"経由の昼行便と運賃も異なってそれがトラブルの原因となり得る事
  • 途中の東室蘭, 苫小牧, 千歳等にも相応の需要がある事

昼行便と同じ経路となる事から、列車名も昼行便同様『スーパー北斗』となります。

関連記事
スポンサーサイト