北海道貨物新幹線の早期実現を!

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過日発生した平成26年熊本地震で被害を受けた皆様に謹んでお見舞い申上げます。

九州新幹線で脱線が起こり、余震の影響で車輌の撤去に手間取っている事から今も完全復旧には至っておりません。

被災地の一日も早い回復と、九州新幹線の一日も早い復旧を心よりお祈り致します。


平成28年 4月19日の東北・北海道新幹線でのトラブル

さて、昨日平成28年 4月19日には、東の新幹線でもトラブルが重なりました。

東北新幹線・小山駅で人身事故が発生し、東北・北海道・山形・秋田各新幹線が最大二時間近い遅延を来たしました。

一方、北海道新幹線でも車輌トラブルが起き、奥津軽いまべつ-木古内駅間で車輌点検を行った影響で最大四十分程度の遅れを来たしました。

北海道新幹線は本数が少ないので、東北新幹線への影響は多くなかったのですが、『はやぶさ』と併結される『こまち』などへの影響は避けられなかったようです。

今回の一連のトラブルでは北陸・上越新幹線系統は影響を受けずに済んだようですが、東京-大宮間は東北・北海道新幹線と共有しているため、巻添えとなってもおかしくはありませんでした。


北海道新幹線開業後早くも二度目のトラブル

小山駅での人身事故はともかく、北海道新幹線は平成28年 4月 1日にも青函トンネル内でトラブルが発生し、『はやぶさ22号』の奥津軽いまべつ到着が二分遅れる事態となりました。

この時の原因は、列車通過の際の風圧で飛ばされた金属片が標準軌専用レールと狭軌専用レールの間に入って電気短絡が起こり、軌道回路が誤作動したものと言う事です。

つまり、19日の一件で北海道新幹線開業以来早くも二度目のトラブルとなった訳です。

今回の件については、まだ詳細は発表されていませんが、場所が場所だけにこれも青函トンネルでのトラブルではないかと思われます。


開業前にも大きなトラブルが

青函トンネルでは、北海道新幹線開業前の平成28年 2月 9日にも、異常時訓練中に停電が発生すると言う異常事態になった事もあります。

原因は、貨物列車の仕様に合わせて導入されたき電区間制御方式に不具合があったためでした。


貨物列車の新幹線化が望ましい


在来線貨物列車との共存が原因か

これらのトラブルを見ていると、

  • 通常の新幹線と異なる在来線の電気系統
  • 標準軌と狭軌に対応する三線軌道

に原因があるように思われます。

つまり、新幹線と貨物列車で線路を共有するやり方が諸悪の根源だったと言えるのです。

しかし、青函間の貨物を海上輸送に戻す訳にも行かず、青函トンネルは今後も貨物と新幹線で共有しなければなりません。

幸い、この問題は貨物列車も新幹線に合わせた仕様にする、すなわち

  • 機関車は新幹線と同じ電気系統を用いる
  • 貨車等は新幹線と同じ標準軌にする

事で解決出来ると思われます。


トレイン・オン・トレインでなくても早く実現を

北海道旅客鉄道は、貨物列車が新幹線鉄道を通る方法としてトレイン・オン・トレインを考案しております。

ですが、正直北海道旅客鉄道にトレイン・オン・トレインが実現出来るかは疑わしい物があります。

このため、奥津軽いまべつ-木古内間は標準軌貨車に積み替えるなどの方法も検討する必要があるでしょう。

この方法は積替えに時間的コストが掛かると思われますが、実は一番確実な方法でしょう。


北海道に於いて貨物新幹線が望ましいこの他の理由

特に北海道の場合、新函館北斗以遠へ延伸する際に生じる以下の問題からも、早期の貨物新幹線実現を目指す必要があると思われます:

"海線"の有珠山噴火リスク

貨物列車が通る室蘭本線"海線"沿線にある有珠山が噴火すると、かなり長期に渡り"海線"が不通になってしまいます。

"山線"の経営問題

函館本線"山線"は新幹線延伸で経営分離される予定ですが、特に長万部-蘭越間は列車本数が少なく、とても第三セクタが運営出来る代物ではありません。

室蘭本線"海線"の有珠山噴火リスクのため補助金を出して"山線"を残すにしても、相当な経営困難が待受けるでしょう。

これらの問題を解決するには、貨物列車も新幹線を走行するしかありません。

貨物列車が新幹線を走行すれば、経営が不可能に近い並行在来線を引受けずにバス転換すると言う選択肢も採れるようになります。

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