平成28年度春季『北海道&東日本パス』発売期間が終わって

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昨日平成28年 4月16日を以って、平成28年度春季『北海道&東日本パス』の発売が終了しました。

昨日購入された方は、4月22日まで使い切る事が出来ます。



『はまなす』廃止の影響は?

さて、『北海道&東日本パス』も北海道新幹線開通の影響をもろに受けた商品でした。

新幹線とは直接関係はありませんが夜行急行『はまなす』の廃止で、この商品の価値も大幅に下がったと思われたのではないでしょうか。

北海道新幹線の立席特例は、新幹線開通前の青函特急『白鳥』等で認められていた特例を踏襲したものと考えられます。

そして、『はまなす』が抜けた穴を埋めてくれる事は結局ありませんでした。


『はまなす』復活の可能性は潰えた

『はまなす』に使われていた客車は、既に室蘭に送られ解体待ちとなっております。

そして、もはや北海道旅客鉄道には一部の観光列車用以外の客車は残らなくなります。

こうなると、もはや日本貨物鉄道の EH800型が借りられるようになったとしても、青函夜行急行『はまなす』が夏季以降に復活する事はあり得ないでしょう。

青函トンネルの電化及び保安装置も新幹線仕様に変わってしまったため、『白鳥』の任を解かれた485系3000番代もそのままでは使えなくなりました。

  • それどころか、青森方では『つがる』も減便されて特急形車輌が余剰にさえなっており、こうなると485系3000番代は廃車の可能性が高まったでしょう。

東北ルートが使えるのは大きいが…

北海道旅客鉄道の台所事情を考えると、『北斗』編成を活用した夜行急行の設定も期待は出来ず、個人的にはこの商品の役目は終わったのではないかと言う気もします。

確かに、アイジーアールいわて銀河鉄道と青い森鉄道の加盟に依り、青春18きっぷでは利用出来ない東北ルートが利用出来るのは利点と言えます。

ただ、『はまなす』がなくなった事で、『高速はこだて号』などの夜行バスを利用しない限りは『北海道&東日本パス』の有効期間を移動で費やしてしまう事となります。


新幹線料金が取れなければ来年度こそ廃止かも?

北海道旅客鉄道は北海道新幹線の売上を少しでも増やすため、青函特例を北海道新幹線に適用させたと思われます。

でも、実際に目論見通り新幹線立席特急料金を稼ぐ事は出来たのでしょうか。

現在『北海道&東日本パス』関連のアンケートを平成28年 4月22日まで実施しておりますが、特急料金が高いと言う不満の声はかなりあるようです。

思い通りに新幹線特急料金を稼げなかったら、平成29年度にこそ『北海道&東日本パス』が廃止されてしまうかも知れません。


「夜行列車で何処までも」と言う時代は終わった

平成10年代から『ムーンライト○○』『ミッドナイト』が次々と廃止されて行きました。

現存する『ムーンライトながら』『ムーンライト信州』も運転日が減り、青春18きっぷでの旅行では当てにならなくなりました。

ただ、急行『はまなす』を『ミッドナイト』の代替とすべく『北海道&東日本パス』が企画されたと言われております。

ですが、その『はまなす』も消えた今日、もはや夜行列車を組合せて何処までも普通列車で移動する…と言うのはほぼ全国的に不可能になってしまいました。

青春18きっぷも『北海道&東日本パス』も、今後は昼行の普通列車で行ける範囲に限られる事になるでしょう。

  • それでも、東海道・山陽本線や東北本線なら昼行でも相当な距離を移動出来ますけどね。

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