『ムーンライトえちご』は廃止なのか?

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『ムーンライトえちご』は青春18キッパの北への定番列車として重宝されておりましたが、平成26年度夏季には運行されませんでした。

このまま廃止になってしまうのでしょうか。

間もなく平成26年度冬季の臨時列車運行計画が発表されますが、制作者は以下の理由から平成26年度冬季の『ムーンライトえちご』運行は期待出来ないと思っております。

  • 制作者の予想が外れる事を祈りましょう?

やはり北陸特急の再編が影響しているのか?

平成27年 3月に迫った北陸新幹線の金沢延伸の影響で、日本海中部の特別急行網は大幅な再編が行われます。

その影響は、北陸新幹線が及ばない筈の上越線エリアにも及びます。

具体的には『北越』が廃止され、代わりに『しらゆき』が上越妙高-長岡・新潟間をつなぎます。

ただ、現行の『北越』が五往復に対し、置換えられる『しらゆき』も五往復で、減少はありません。

また同じ新潟発着の『いなほ』については、特に影響はない模様です。

つまり、新潟発着の特別急行列車は内容こそ大幅に変わるものの、本数は全く変わらない筈です。

ただ、東日本旅客鉄道は旧型車の淘汰を押し進めており『北越』で使用されている485系を『しらゆき』専用編成のE653系に置換える予定です。(※ 1)

こうした結果、『ムーンライトえちご』に転用出来る編成まで保持する必然性がなくなるのでしょう。


やはり東日本旅客鉄道には余裕がなくなったのか?

前にも書きましたが、東日本旅客鉄道は

  • 東北新幹線盛岡以北・北陸新幹線上越妙高以南の線路使用料
  • 東日本大震災後の復旧費用

と言う大きな負担を背負わされております。

その結果、青春18きっぷ利用者くらいしか需要のない列車を運行する余裕がなくなっているのではないでしょうか。


『ムーンライトながら』は?

『ムーンライトながら』は、文字通り日本の大動脈である東海道線の夜行列車です。

青春18きっぷが通用しない期間はともかく、通用期間であれば相応の利用が期待出来ます。

東日本旅客鉄道は下りの二日目の初停車駅を横浜から小田原にずらすなどして、少しでも収益を上げて運行を継続出来るよう努力しております。

一方、東海旅客鉄道には整備新幹線などの案件はなく、そのため自社車輌でなければ運行を続けても良いと言う立場なのでしょう。

勿論、中央新幹線の建設が本格化したら、さすがの東海旅客鉄道も余裕を失うでしょうけどね。


『ムーンライト信州』は?

一方、『ムーンライト信州』は金曜日を中心に青春18きっぷ通用期間外にも運行があります。

土曜から発効する「週末パス」があれば、立川までの乗車券と指定席券を買い足すだけで利用出来るのですが、自社商品である週末パスは青春18きっぷとは較べものにならない収益があるでしょう。

青春18きっぷ一回分の東日本の取り分が高く見積もって800円程度としても、

  • 青春18きっぷの場合…800+470+520=1,790円
  • 週末パスの場合…8730÷2+470+520=5,355円

となり、単純計算ですが三倍の利益をもたらします。(※ 2)

それなら、『ムーンライトえちご』も金曜日の運行を継続すれば良かった…と言う事になるのでしょうか。

でも、『ムーンライトえちご』が臨時列車格下げとなった平成21年当時、並行する上越新幹線の自由席も乗り放題だった「土・日きっぷ」が企画されており、そのため夜行列車を利用する必然性がなかったのでしょう。

そうした事から、『ムーンライトえちご』は臨時列車格下げ後の金曜運行は行われなかったのでしょう。(※ 3)


結論

やはり、東日本旅客鉄道に依る『ムーンライトえちご』運行再開は期待出来なさそうです。

ただ、やろうと思えば出来る筈ですので、間もなく発表される東日本旅客鉄道の冬季臨時列車運行計画を待ちましょう。


追記 (平成26年10月24日)

残念ながら、制作者の予想が当たってしまいました

平成26年10月24日発表に拠れば、平成26年度冬季に於いて『ムーンライトながら』『ムーンライト信州』は設定がありますが、『ムーンライトえちご』には設定がない事が明らかになりました。

上記で述べた根拠もあるので、もはや『ムーンライトえちご』は『ムーンライト九州』同様廃止されたと見て良いでしょう。

最早、青春18きっぷで関東以西⇔北海道間の移動は不可能になったと見て良いでしょう。

自称旅行会社社長を含めた18乞食の皆様、ご愁傷さまです。チーンw

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