三月に運転しない『SL 冬の湿原号』『流氷ノロッコ号』

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北海道旅客鉄道が企画している『SL 冬の湿原号』『流氷ノロッコ号』の運行は、例年二月末までとなっております。

  • 流氷ノロッコ号』は、冬季の除雪に必要なディーゼル機関車の不足から、平成28年 2月28日運行を以って廃止となりました。

これらの列車は、何故か三月には運転をしないのです。


何故三月に運転しない?

北海道の場合、三月も充分冬と言えるのではないでしょうか。

しかも、三月末の春休みと言わずとも大学生などは三月には旅行に出易い筈で、営業上も有利な筈です。


18きっぷではコスト回収が出来ない?

やはり、青春18きっぷで乗られるのを嫌っているのでしょうか。

『SL 冬の湿原号』『流氷ノロッコ号』とも集客力は良いものの、どうしても黒字にはならないようです。

  • 特急でさえ赤字なのですから仕方がありませんかね。

これらの列車の運行には相応のコストがかかります。

流氷ノロッコ号』は夏季運行の『くしろ湿原ノロッコ号』と同じ編成ですが、冬期の場合は積雪対策など夏季にはないコストがかかります。

運行コストを回収するためか、『SL 冬の湿原号』は通常より高額な指定席料金を課金しておりますが、それでは充分とは言えないのでしょう。

以前にも書きましたが、青春18きっぷは一回分の権利が丸々特定の旅客鉄道会社に入る訳ではありません。

旅客鉄道六社で分配される結果、大幅な減収になると判断されたのでしょう。

つまり、青春18きっぷで利用されてしまうと、運賃収入が大幅に減少してその結果コストが回収出来ない──これを懸念しているのかも知れません。


三月運行は有利だが…

個人的には青春18キッパを排除するのは良いとして、三月もこれらの列車を運行した方が良いとは思います。

先に述べた通り、三月の方がお客が行き易い筈だからです。

露骨な青春18キッパ排除になってしまいますが、

  • 急行列車として運行する
  • グリーン車指定席として販売する

のいずれかが採れれば、18きっぷでの利用が出来なくなり、収入の確保が容易になるでしょう。

急行料金でも Bグリーン料金でも、十円でも課金すれば青春18きっぷでの乗車を正々堂々と拒否出来ます。

  • 十円急行券だなんて、露骨と言うより鬼畜な発想ですが。

ただ、『SL 冬の湿原号』『流氷ノロッコ号』とも

  • 急行列車とはとても呼べない低速運転である
  • グリーン車と言うには余りにもお粗末過ぎる

ので、これらの扱いは出来ないのでしょう。

  • 特に『ノロッコ』は遅いのが売りですし。

結局指定席制の普通列車として運行する以外にないのでしょう。

まさか、「『SL 冬の湿原号』は青春18きっぷでは乗車出来ません」などと青春18きっぷでの乗車を禁じる特例を設ける訳にも行きませんしねえ。

結局、18きっぷ通用期間を避けて運行するしか対策が立てられないのでしょうか。


蛇足:『流氷ノロッコ号』の後継は?

ところで、冒頭に述べた通り『流氷ノロッコ号』は平成28年 2月末を以って廃止となりました。

平成28年度冬期からは、普通列車用気動車を用いた臨時列車を検討していると言います。

恐らくキハ54形を利用すると思われますが、普通列車車輌で運転しても何の売り物にもならないと思いますが…。

今や観光車輌を改造する財力も残っていないのでしょうか。折角苗穂には匠がいらっしゃるのに…。

でも、これだったら三月にも運転出来ますね!(皮肉)

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