北海道の平成28年度普通列車ダイヤを見て

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平成28年度ダイヤ改正で、北海道旅客鉄道は非電化普通列車の大幅な削減を行うと予告しております。

平成28年 2月 8日、その全容が発表されました。

  • 非電化普通列車削減対象外となる区間については、まだ発表はありません。

今回は、このダイヤを一通り眺めて、特に思った事をつらつら書きます。

  • 廃止渦中にある留萌本線ではキハ40系ではなく比較的新しいキハ54形を使用しているため、削減対象外となっております。

本気でやる気皆無の札沼線

もはや笑劇的なのは札沼線・浦臼-新十津川間です。

遂に一日一往復まで削減されます。

一日一往復しか列車が止まらない駅として有名な上白滝駅亡き後に、新たに一日一往復しか止まらない五つの駅が生まれます

しかも、この列車の運行時間帯は上下とも朝九時台。

通学時間帯も外しており、明らかに乗ってもらう意志が皆無…否、廃止していないから形式的に運転しているとしか思えません。

  • まぁ、平成27年度ダイヤも同様ですけどね。

そもそも、この区間は函館本線とほぼ並行しており、例えば新十津川駅も滝川駅まで直線距離で二キロも離れておりません。

従って、廃止してもそれ程公共性を損ねるとは言い切れない区間と言えます。

だからこそ、このようなやる気皆無のダイヤが組めたのでしょう。

いずれにしても、留萌本線に続く廃止フラグが立った事だけは確かです。


函館本線"山線"は今後どうなる?

函館本線"山線"の長万部-蘭越間については、大幅に減って四往復のみとなります。

この区間は北海道新幹線の並行在来線として経営分離対象となっております。

でも、このままでは、最悪の場合札幌(または倶知安)延伸を待たずに廃線まであるのではと言う気さえします。

よしんば新幹線延伸まで保っても、第三セクタでの経営継承など無理でしょう。

確かに、室蘭本線"海線"は、沿線に有珠山があって噴火があれば貨物列車が運転出来なくなるため、"山線"は迂回路として必要とされております。

でも、それもトレイン・オン・トレインが完成したら、貨物列車も新幹線を通せばいいと言う事になってしまいます。

  • もっとも、あの北海道旅客鉄道の事ですから、デュアルモード・ヴィークル同様完成しない恐れも否定出来ないのですがねえ…。

完成したら、経営分離と言わず廃線もあり得るでしょう。

  • 一応、貨物列車の迂回路に指定されれば、国からは補助金も出ますが、それでも一日四往復のためだけに維持するのは無理でしょう。

石北本線・上川-遠軽間は駅数も列車数も寂しくなる

○白滝駅が全廃され、結果石北本線・上川-遠軽間は途中駅がたったの三つになります。

そしてこの区間の普通列車ですが、一往復は白滝-遠軽間の折返しで、上川-遠軽間は特別快速『きたみ』を含む二往復しかありません。

更に瀬戸瀬駅は特別快速『きたみ』が通過するため、瀬戸瀬には二往復しか止まらない事となります。


札幌から稚内への普通列車のみでの移動は引続き可能

新ダイヤでも、札幌から函館本線の始発列車に間に合えば、名寄発稚内行きの最終列車に間に合う筈です。

但し、始発を逃したらアウトなのは勿論でしょうけど。

『はまなす』も廃止されますが、『高速はこだて号』等の夜行バスを活用すれば、バス運賃は掛かりますが北海道 & 東日本パスでの従前通りの旅程が組めそうです。

  • 『はまなす』の場合、到着時刻の関係から新札幌から厚別まで徒歩移動する必要がありますが、夜行バスの場合はその必要はないでしょう。
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