北海道新幹線開業後の木古内駅の時刻

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道南いさりび鉄道のダイヤが一足早く明らかになりました。

これは開業に先立って実施される利用者説明会で配布される資料として公開されたものです。

確定したダイヤではないとされておりますが、ほぼこのダイヤが適用されると見てよいでしょう。


新幹線と並行在来線の連携が取れていない時刻

気になった事ですが、北海道新幹線との連携が殆どなされていない事です。

地域の足を優先するのは分かりますが、木古内から新幹線のフィーダとしての機能は殆ど顧みられていません。

木古内駅には新幹線も道南いさりび線もそれぞれ八往復ずつ発着する予定ですが、ダイヤが殆どかみ合っていません。

まぁ、江差線でのダイヤを踏襲したものと言えますが、会社が変わる以上、もう少し工夫しても良かったのではないかと思います。


実際の木古内駅での時刻

以下、木古内駅に於ける新幹線時刻と道南いさりび鉄道線の時刻をまとめたものを挙げておきます。


下り

まずは下りについて。

新幹線も発時刻ですが、北海道新幹線は一日十三往復しかなく、北海道新幹線内で通過待ちをする事はない筈ですので、実質的な着時刻としてよいでしょう。

新幹線  いさりび
     7:05
7:25   8:19
8:50   10:13
10:45   12:33
14:24   15:18
16:22   16:32
17:38   19:00
19:38   20:21
21:36

16時22分着の新幹線と16時32分発の道南いさりび線が十分で接続出来るかは分からないのですが、一応接続可能としておきます。

この組を除いて、三十分以内に木古内で新幹線から道南いさりび線に接続出来る組合せが存在しません。


上り

続いて、上りについても見てみましょう:

いさりび 新幹線
     6:45
8:04   9:44
11:46   12:57
14:33   14:57
16:14   16:30
17:28   18:49
18:50  
20:42   20:52
     盛岡行
     22:12
     新青森行
22:32  
24:26  

20時42分着のいさりび線と20時52分発の新幹線が十分で接続出来るかは分からないのですが、一応接続可能としておきます。

これを入れると、上りは木古内で道南いさりび線から新幹線へ三十分以内で接続する組が三組あります。

但し、一本は盛岡止まりとなりますが。


道南いさりび鉄道に新幹線フィーダの役目は?


新幹線フィーダになれない並行在来線

結局、並行在来線が新幹線のフィーダとして機能していない現状があるのでしょう。

仮令新幹線よりも並行在来線の駅の方が近い観光設備であっても、送迎サーヴィスを行えばわざわざ別運賃を払って並行在来線を利用して頂く必要がありません。

  • 基本的に、宿泊施設に依る送迎サーヴィスは法的制約から無償となります。かつては送迎バスと称してカネとった"脱法送迎バス"もあったようですが。

実際、東北新幹線ではそのような事例が見られます。

乗換に手間が掛かる新在乗継は旅客から敬遠されると言う事でしょう。

このため、北海道新幹線の新函館北斗や、九州新幹線暫定開業時の新八代では、階段の上り降りをなくす対処を行っております。


道南いさりび鉄道の場合

道南いさりび鉄道も、木古内駅からの接続は殆ど期待出来ないのでしょうか。

道南いさりび鉄道の場合、途中駅で人口が多いのは上磯あたりになりますが、『はこだてライナー』との接続が良ければ、新函館北斗からでも所要時間は大差ありません。

その上、新函館北斗も五稜郭も木古内駅より乗継が楽です。

そもそも、上磯への需要自体がそれ程多くはありません。


結局

結局、道南いさりび鉄道は木古内からの新幹線利用客を当てには出来ないと判断したのでしょう。

それ故、従来のダイヤを踏襲して地元需要に専念しているのでしょう。

そもそも、北海道新幹線が開通したら、江差線の輸送密度が大幅に減るからこそ経営分離になった訳ですし。

青春18きっぷや北海道 & 東日本パス利用者でもない限り、江差線が利用出来なくなる事は殆ど問題にはならない筈です。

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