遂に東京-富山航路消滅へのカウントダウンか?

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全日空は平成28年ダイヤで東京国際-富山航路と東京国際-小松航路をそれぞれ二往復減便すると発表しました。

加えて、北陸新幹線対策?として導入していた東京国際-富山・小松・能登三航路の航空券共通扱いを平成28年 3月限りで廃止する事も発表しました。


やはり北陸新幹線には勝てなかった

東京-金沢間を最速三時間弱で結ぶ北陸新幹線は、非常に利便性が高いものです。

殊、制作者など埼玉県民には、わざわざ羽田まで出る必要がなく、大宮から直行出来るのが有難いものです。

このような新幹線が開業した結果、当然航空シェアは大幅に下落しました。

既に東京国際-富山航路から撤退している日本航空は東京国際-小松航路を取敢えず現状維持としておりますが、全日空は六往復ずつあった東京国際-富山・小松両航路を二往復ずつ減便する事になりました。


いよいよ"その日"が来たか?

いよいよ、北陸の航空関係者が危惧していた筈の事が現実になり始めました。

全日空は小型のボーイング 737に変更するなどしたようですが、それでも利用率低迷を補うには至らなかったようです。

ただでさえ、東京国際空港の発着権は貴重で、可能ならもっと美味しい就航地に廻したいと思っている筈です。

ですから、航空会社にとって、東京国際からの就航がダメなところはさっさと斬って他に廻したいのが本音でしょう。

日本航空も追随するのは時間の問題でしょう。


小松飛行場と能登空港はまだいい。でも…

さて、特に気掛かりなのは、富山きときと空港の今後でしょう。

小松飛行場についてはまだ

  • 福井への需要
  • 成田空港乗継

などが残っております。

能登空港も新幹線が直行しない場所にあり、生残りの可能性は残っております。

  • のと鉄道穴水駅からは約 5キロほど北東にありますが、のと鉄道は穴水以遠を廃止しております。

でも、富山きときと空港は最悪国内線は札幌新千歳航路しか残らないなんて事態にもなり兼ねません。

富山県は、きときと空港でのサーヴィス拡充や航空運賃助成などで利用者を繋ぎとめようとしたようですが、殆ど効果はなかったようです。


山形空港より悲惨な末路も?

この状況は、山形新幹線開業の影響を受けた山形空港より悲惨になりそうです。

山形空港の場合、伊丹等へ日本エアシステム(現日本航空)が就航していた事もあり、それがまだ救いになっておりました。

  • 全日空に依る東京国際-山形路線の末期には、全日空は山形空港での業務を JAS に丸投げしていたくらいでした。

日本エアシステムとの関係のお陰で、山形空港は全日空撤退後約半年で JAS 運航に依る東京国際への航路を復活させられました。

現在では、ジェイ・エアが運航を継承し、政策コンテスト枠で東京国際空港の専用発着権をもらって二往復運航が続けられております。

でも、富山きときとの場合、日本航空は既に撤退しており、日本航空が肩代わりする事も出来ません。


これ以上小型化出来ない全日空

全日空は、ボーイング 737型機など小型機を導入して需要減に対応しましたが、それでもダメのようです。

東京国際-大島航路がエアーネクストの ボンバルディア DHC-9-Q300 で運航されていた頃なら、これを転用する手もあったのですがねえ…。

でも、大島航路もジェット化されたされたため(その後廃止)、東京国際空港には B737 より定員の少ない機材はありません。


結論

こうなると、東京国際-富山航路は

  • 良くて国際線連絡用の一往復だけが残され、
  • 最悪全廃

となる日はそう遠くないかも知れません。

それが何時になるか、でしょう。

まぁ、新幹線のお蔭でアクセス者が増えた筈ですから、その代償と受止めた方がいいと思いますがねえ…。

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