ツアーバスに今も残る問題

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平成28年 1月15日午前 2時頃、長野県・軽井沢町は碓氷バイパスでツアーバスが転落、乗客・乗員四十一人中十四人が死亡すると言う事故が起こりました。

現場には積雪や路面凍結はなかったとの事で、個人的に相当不可解な事故だと思っております。


プロも避ける碓氷バイパス?

自称公共放送の取材に対し、事故現場となった国道18号碓氷バイパスについて、神奈川県のバス会社社長は「碓氷バイパスは危険なので、当社では代わりに高速道路を走行させている」と証言したと言います。

つまり、バス輸送のプロでさえ、危険な経路だと指摘しているのです。

ところで、事故車の輸送計画では、群馬県は松井田妙義から上信越道を利用するとしておりました。

つまり、本来なら碓氷バイパスを経由する事はあり得なかったのです。

国道18号も、松井田近辺はそれ程危険な箇所とは言えず、道に迷う事も考え難いと思うのですが…。

この件について推測出来る事はありますが、敢えて書かない事とします。


ツアーバス問題の根源は放置されていた?

かつて、ツアーバスをあたかも路線バスであるかのように販売していた、いわゆる"脱法ツアーバス"が問題になった事があります。

行政は、命に関わる問題点が指摘されていたにも関わらず、脱法ツアーバスに対する迅速な対応を進める事はありませんでした。

結局、平成24年 5月の群馬県で発生した死亡事故と言う取返しがつかない事態を機に、行政も本腰を入れるようになり、一年程度で新高速バスに制度を一本化することで解決したとされております。

しかし、ツアーバス自体についてはまだ問題の根は放置されていたようです。

今回の一件では、新高速バスへの移行対象とならなかったツアーバスに残された問題点が炙りだされたと思われます。

旅行会社が下請けの運行会社に過度なコスト削減を強要し、その結果安全対策への最低限のコストまで切捨てられる構図は、今も健在だったと言う事になります。


ブラック消費者こそが問題の根源か?

ところで、平成24年の脱法ツアーバス事故について、「ブラック企業を付け上がらせているのは、値段だけで撰ぶブラック消費者だ」と言う意見がありました。

昨今のブラック企業の問題は、消費者にこそ非があると言う事でしょうか。

ブラック消費者がブラック企業の従業員を殺し、場合に依っては他の客までも殺してしまう…と言う事なのでしょう。

そうなると、ブラック企業の経営者は厳罰に処せば良いなどと言うどっかの反日政党の主張は、余りにも安易過ぎると言う事でしょう。

このような危険な格安ツアーの根絶は、消費者が変わらない限りは出来ない相談なのでしょう。

  • しかし、従業員が死んだり、タダ働きが発覚したりすると一気に業績が悪化するのも面白いものです。

    私ら消費者って、何処までも身勝手なんですよねえ…。

    • まぁ、制作者もそう言う黒い評判がたった企業は、以後絶対に利用しない事にしておりますけどね。
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