ユニヴァーサルデザインに逆行する駅は廃止せよ

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個人的に、ユニヴァーサルデザインになっていない駅で、対費用効果上改良が困難な駅は廃止するなりすればいいと思っております。

該当する駅は日本中にあると思いますが、その中でも象徴的な駅をここで挙げたいと思います。


三江線・宇都井駅は廃止せよ

既に三江線全線が廃止に向けて動いているのにこんな事を書いても意味は無いのですが、宇都井駅は廃止すべき駅だと思っておりました。

この事をいつか書こうと思っていたのに、三江線廃止の話が先に入ってしまいました。

宇都井駅は「日本一高い位置にある駅」と言うのが売りのようですが、それ以外に売りがありません。

否、それは売りなんかではなく欠点以外の何物でもありません

列車を利用するのに、百段以上の階段を登らなければならないと言うのは、ユニヴァーサルデザイン以前の問題です。

一方、利用者も一日一人いるかいないかと言う状況では、エレヴェータなど設置する事も考えられないでしょう。

まさか、沖縄県の南・北大東島みたいにクレーンで旅客を引上げたりするのですか?(※ 1)


宇都井駅前後だけでもバス転換を

こんな駅ですので、せめて宇都井駅の前後だけでもバス転換する必要があると思っておりました。

否、

  1. 単に宇都井駅だけを廃駅にし、
  2. 列車は宇都井駅を通過させ、
  3. 宇都井駅跡地からは代行バスで前後の駅に連絡させる

だけでいいのです。

  • 三次方面へは伊賀和志へ
  • 石見川本方面へは石見都賀へ

それぞれ接続するようにバスを設定します。

このバスは途中の集落にも停車させれば、むしろ三江線の利用促進効果も僅かではありますが生じるでしょう。


上越線・土合駅は上りホームだけ使え

次に、上越線の土合駅です。

下りは合わせて五百段近い階段を昇降しなければならず、これもまたユニヴァーサルデザイン上大いに問題があるでしょう。

この駅も特殊な構造からもてはやされておりますが、実用上難点がある駅をもてはやすのはどうかと思います。


水上-越後中里間は単線並列に

加えて、正直なところ、上越線の水上-越後中里間はもはや貨物列車のために存在しているような区間です。

上越新幹線が開業して在来線優等列車も全廃された今日、この区間の旅客需要は大幅に減少しました。

実際、旅客列車は夏季は普通列車が一日五往復程度しかなく、冬季などに増発されはするものの複線でなければならない程ではありません。

もっとも、貨物にとっては大動脈なので、単線化と言う訳にも行かないでしょう。

そこで、上越線・水上-越後中里間は複線から単線並列にしてしまいましょう。

現在の上りレーンを貨客兼用の単線とし、下りレーンは貨物下り専用とします。(※ 2)

上下レーンとも、閉塞方式を単線用の特殊自動閉塞式に変更します。

こうして、土合のみならず、湯檜曽駅も地下下りホームを閉鎖し、地上にある上りホームのみで運用します。


これ以上は望めない駅の理想像・(讃)高松駅

個人的に理想的な駅だと思うのは、(讃)高松駅です。

乗継でも階段の昇降が不要なばかりでなく、入口からホームまで段差が殆ど無く、まさに究極のユニヴァーサルデザインと言えるでしょう。

勿論、高松駅がこのような理想的な駅になれたのは、かつて宇高連絡船の発着があってその都合で頭端式にしなければならなかったのが理由で、他の駅も同様にと言う訳には行かないのも事実です。

特に新幹線は安全上駅を空中か地下に設置する必要があり、どうしてもエレヴェータなどが必要になるのは仕方がありません。(※ 3)

それでも、地上の在来線駅なら、(讃)高松駅以上の理想像はないと言えるでしょう。


脚注

  • 1. 沖縄県の南大東島及び北大東島には地形上港が作れないため、船舶では旅客もかごに入れてクレーンで陸地と船を移動させております。
  • 2. 但し、水上-越後中里間をノンストップとなる場合に限り、旅客列車でも下りレーンを走行出来るものとします。もっとも、該当する列車は『あけぼの』や『ムーンライトえちご』亡き今は存在しないでしょうし、また該当する列車であっても、貨物列車のダイヤから上りレーンを走行した方が良い場合も考えられます。
  • 3. 現在では、在来線も踏切の新設が禁じられており、この結果空中か地下に駅を設置しなければならない場合が多くなり、やはり新設路線ではエレヴェータなどが必要になる場合が増えております。
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