長崎新幹線の佐賀県区間はミニ新幹線にしたら?

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長崎新幹線(西九州新幹線)を巡って、相変わらず迷走が続いているようです。


暗礁に乗上げた? フリーゲージトレイン

昨年平成26年暮れにフリーゲージトレインがテスト走行で破損した事が判明し、以来試験が中断されております。

既に一年近いロスタイムが発生しており、開発は大幅に遅れております。

このままだと、平成34年に予定されている長崎新幹線開業に間に合わなくなる恐れさえ生じております。

しかし、フリーゲージトレインが開業までに完成しないとなると、新鳥栖-武雄温泉間に新幹線列車が通れなくなり、新鳥栖と武雄温泉での乗換を強いられる事となります。

そうなった場合、新幹線効果はどれだけ減少するかも分かりません。


本音は全線フル規格? でも…

こう言った事から、佐賀県内もフル規格で整備すると言う話がまたまた浮上しております。

恐らく本音はこれでしょう。

既に佐賀・長崎両県ではフリーゲージトレインを見限る動きもあり、佐賀県でもフル規格推進派がチャンスと見ているに違いありません。

でも、佐賀県内をフル規格化してしまうと、佐賀県は八百億円もの整備費用を負担しなければならなくなります。

更に言えば、フル規格ですから当然新たに建設しなければならなくなり、開業が更に遅れると言う事にもなり兼ねません。


ミニ新幹線ではダメなのか?

個人的には、ミニ新幹線での暫定整備が議論されていないのが気になります

確かに、ミニ新幹線にしてしまうと、下手すれば永遠にフル規格にならなくなると言う懸念もあるのでしょうか。

でも、その危険性はフリーゲージトレイン方式だって変わらないと思われます。

個人的に思うに、乗換二回を強いられるくらいなら、乗換のない方式の方が効果的だと思います。

  • 秋田新幹線がそれ程速くなった訳でもないのに成功したのは、乗換抵抗を解消したのが大きかったに違いありません。

間違いなく、ミニ新幹線整備なら全線フル規格化よりは遙かに低コスト・短期間で整備が可能です。

だいたい、当初の計画だって、在来線区間も複線化や高規格化など抜本的な改良を行う事としております。

現時点ではまだ在来線区間には手が入っていないようですが、だからこそ今のうちに決断した方が良いでしょう。

下手をすれば、開業がどんどん遅れてしまう事にもなり兼ねませんから。


具体的な方法

新鳥栖-肥前山口間については、在来線の需要が大きいため、上下とも三線軌とします。

この区間は博多直通列車も多く、肥前鹿島への直通特急の設定も予定されている事から、普通列車も標準軌にすればいいじゃないと言う訳にも行きません。

三線軌だとポイントが複雑になり過ぎるなど問題点があるのなら、

  • 新鳥栖-肥前山口間だけ先行してフル規格に

…と言う手もあります。

一見中途半端ですが、全線フル規格よりは低コストでしょう。

一方、肥前山口-武雄温泉間は、既存の単線を三線軌にし、新たに標準軌専用レーンを追加します。

普通列車については単線のままでも充分でしょうから、増設するレーンは新幹線直通列車専用とします。


フリーゲージトレインはどうする?

こうなってしまうと、現在開発中のフリーゲージトレインはどうするのかと言われそうです。

でも、フリーゲージトレインに依る新在直通の需要は長崎新幹線に限らず、他にもあちこちにあります。

九州管内に限っても転用出来る線区は多く、決して無駄な事業にはならないと思われます。

この辺りについては、過去に書いた以下の記事をご覧ください:

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