静岡県の東海道線に快速列車がない理由

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  • 以下の記述は制作者に依る分析の結果です。東海旅客鉄道の公式見解ではありませんのでご了承ください。

青春18乞食の立場不相応な主張

"青春18乞食"どもは、しばしば立場不相応な主張をするものです。

その内の一つとして余りにも有名なのが「静岡県内の東海道線にクロスシートの快速列車を運行しろ」と言う奴です。

勿論、制作者もそう言う意見を頂いていて掲載しているのですが、ちょっと待って下さい。

そもそも、何故静岡県の東海道線に快速列車がないのでしょう。

東海道新幹線への誘導? 県内にたった六駅しかない新幹線へですか? そんな事はないでしょう。

静岡県内に快速列車がないのは、静岡県の地理的な事情があるからです。


"市"が並ぶ東海道線沿線

実際に東海道線の熱海-浜松間の普通列車に乗ってみると、殆どの駅で結構な数の乗降客がいるのです。

それもその筈、静岡県の東海道線には"市"が幾つも続くからです。

しかも、その中には十万人規模の都市も幾つもあります。

中学校で習う歴史レヴェルの話ですが、江戸時代に東海道が整備され、静岡県内にも二十二の宿場町が設定されました。

宿場間の距離が長過ぎたり、道が険しいなどの理由から自然に宿場間にも"間の宿"と呼ばれる休憩所が自主的に設置されたりもしております。

こうして、静岡県内の東海道沿道各地には、人が集まる要素が出来上がって行った訳です。

当然、それらは町となり、都市へと発展して行く訳です。

結果、静岡県の東海道線沿線には都市が幾つも並ぶ事となります。

静岡県内の各駅でそれなりに人が乗降するのは当り前の事でしょう。


静岡県内の人の動き

もう一つ、静岡県の東海道線沿線は東部, 中部, 西部と三分されます。

  • 東部は三島・沼津・富士
  • 中部は静岡
  • 西部は浜松

に人が集まる傾向があります。

つまり、この枠組に従って列車を設定するのが最も効率が良い事となります。

都市圏内の移動程度であれば乗車距離など大して長くはならず、従って速達化をする必要などないのです。

寧ろ各駅に停車させて、ちまちま旅客を拾う方が効率が良いでしょう。

逆に、この枠組を超えるような列車は、新幹線『こだま』もあるので、最低限の本数に絞っても良い訳です。

況してや、快速など朝晩の『ホームライナー』以外には不要でしょう。

  • 愛知県内は名古屋と言う超巨大都市があるため、豊橋, 岡崎或いは尾張一宮は勿論隣県の岐阜からも名古屋に吸い寄せられる事もあり、速達化が求められるのでしょう。あと並行する名鉄名古屋本線との競争に加え、新幹線の駅数が規模の割に少ない(愛知県内はたったの三駅しかない!)のも在来線速達化が求められる理由でしょう。

静岡県に快速設定は無理

こう考えると、通勤時間帯の『ホームライナー』ならまだしも、日中に快速列車を運行する必然性は全くないと言えるでしょう。

仮に、もし快速列車を設定しようとしても、それこそ東京の京浜東北線の快速のように、快速と呼べないような停車駅になっていたに違いありません。

  • 浜松以西の名古屋方面に向かう新快速・特別快速等も静岡県内では各駅停車なのも、この理由に拠る筈です。

結局各駅停車だけあれば充分と言う事になってしまうのです。


静岡県にクロスシート車は不要

また、利用状況を見てみると、18きっぷ利用者である他所者を差引けば、通勤時間帯以外は三輌程度のロングシート車で充分捌ける程度です。

加えて、概ね都市圏内の移動が中心のため、じっくり腰を据える乗客は殆どいません。

ですから、クロスシート車を導入する必要性などないのです。

何度も言いますが、JR は青春18乞食どものために営業しているのではないのですから、年中利用される可能性がない他所者18乞食を考慮する必要はありません。

どうしても混むなら、二編成を増結するなどすればいいだけの話です。


さいごに

青春18乞食が主張する「静岡県にクロスシートの快速を運転しろ」と言うのは、所詮は地元の利用状況を考えず、自分の都合だけが根拠の身勝手な主張に過ぎないのです。

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