北海道新幹線開通後の海峡線の代替は?

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整備新幹線が開業される際に一部並行在来線が旅客鉄道線として廃止になると、その代替をどうするかと言う問題が生じます。

通常は経営分離、すなわち地元資本の第三セクタが経営を継承する事となりますが、旧信越本線の横川-軽井沢間は第三セクタでは無理と言う事でバス転換となりました。

それでは、北海道新幹線の新函館北斗暫定開業に伴う津軽海峡線の代替は、どうなるのでしょう?

江差線区間は、道南いさりび鉄道に継承される事が決定しており、従って道南いさりび鉄道が江差線の代替となります。

一方、海峡線区間の代替はどうなるのでしょう?


海峡線はそのまま北海道新幹線が代替する

結論から言えば、北海道新幹線こそが海峡線の代替となるのでしょう。


並行在来線問題の何が問題なのか?

並行在来線でしばしば問題にされるのは貨物列車をどうするかと言う事でしょう。

でも、貨物列車だけが問題ならば、旅客鉄道会社が引続き第三種鉄道事業者となれば良いだけの話しです。

赤字不可避の旅客事業をやらなければ、それだけ無駄も省け、貨物鉄道会社に請求する線路使用料でもアヴォイダブルコストを値切られる事もありません。

アヴォイダブルコストと言うのは、旅客営業のために必要な保守費用は貨物会社が負担する義務はないと言う事から考えられたものです。

旅客営業をしなければ、鉄道インフラの保守は完全に貨物のためだけに行われるものとなるため、当然その費用は貨物鉄道会社が全部負担する義務がある…と言う事になります。

並行在来線の代替問題は、新幹線が止まらない途中駅の利用者をどうするかと言う事が問題なのです。

途中駅の利用者を放り出しさえしなければ、別会社での鉄道運営でもバス転換でも構わないのです。

実際新潟県上越市では貨物列車の営業がない旧信越本線・妙高高原-直江津間はバス転換とすべきだと言う意見もあったそうです。

勿論、並行在来線問題に於いては、運賃の値上げや青春18きっぷが使えなくなる事など、全く問題にはならないのです。


北海道新幹線の場合

それでは、北海道新幹線・奥津軽いまべつ-木古内間の場合はどうでしょう。

平成27年 8月現在、津軽今別-木古内間には途中駅はありません。

かつては海峡線の途中駅として知内駅がありましたが、既に信号場に格下げされて客扱いがなくなったため、新幹線が知内で客扱い出来ない問題は解消されております

つまり、この区間の在来線は、そのまま新幹線に置換えられるとしても何の問題もない事になります。青春18乞食を除いては。

新幹線開業で並行在来線の営業が終了する以上、運賃の上昇は避けられず、従って新幹線特急料金が余計に掛かる事は何の問題にもなりません。青春18乞食以外には。

結局、海峡線の旅客扱いは北海道新幹線が継承するとすれば、並行在来線問題は解決するのです。青春18乞食以外にとっては。


津軽海峡線全体は青函フェリーに転換としよう(提案)

さて、津軽海峡線はローカル輸送よりも寧ろ青函間の都市間路線と言う側面が強い路線でした。

江差線を組込んだから同線区にはローカル輸送がありますが、津軽今別-木古内間は既にローカル輸送とは言えません。

最も、既に津軽海峡線全体を走破する列車は急行『はまなす』と特別急行列車のみとなっており、青函間を特急料金免除となる中小国-木古内間の特急と江差線普通列車を乗継いで行く旅程を乞食乗り鉄以外に組む方は殆いない筈です。

  • ここで"青春18乞食"と書かず"乞食乗り鉄"と書いたのは、青春18きっぷ以外に北海道 & 東日本パスを利用する乞食もいるからですw

それでも、そう言う方に対して代替をと言うのなら、津軽海峡線全体を青函フェリーに転換すると公式に定めれば良いのではないでしょうか。


さいごに

全く青春18きっぷ乞食もとい青春18きっぷ利用者の事を考慮していない話しだと思われるかも知れませんが、整備新幹線計画に於いてそれと相反する青春18きっぷを考慮する事など初めからあり得ないのです。

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